アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジ役で知られる声優の緒方恵美が19日、自身のツイッターを更新。『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||(右縦線が太字)』の全アフレコが終了したことをファンに報告した。
10月16日に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。その初日、上映前の予告映像に『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の「特報3」が登場し、公開日が西暦2021年1月23日だと発表された。
公開約2か月前となったこの日、緒方は自身のツイッターに「【All Up】『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のアフレコが、たった今、すべて終了しました! なんか、泣きそうだ。頭が痛くて…(←叫びすぎ。笑)わたしのできることはすべて。あとは完成を楽しみに待ちます。ありがとうございました。来年1/23、どうぞお楽しみに!」と投稿。台本を手にマイクの前に立つ自撮りを公開した。
また同日、『エヴァンゲリオン』シリーズを製作する株式会社カラーのツイッターアカウントもツイッターを更新。緒方と庵野秀明監督のツーショット写真とともに「メインはもちろんリテイク含めた全ての声の収録が終わりました! 役者の皆様、今回も細かく録らせていただきありがとうございます」と投稿し、いよいよ作品が完成へ向かっていることを伝えた。
この投稿を見たファンからは「今までずっと追いかけてきたファンとしてはそれを聞いただけで泣きそう」「シンジくんの魂の叫びを……必ず見届けます!」「なんとしても初日に足を運びます!」「公開日を生きる糧にしてます!」と熱いコメントが寄せられた。コメント欄には海外ファンからのメッセージも多く届いており、『エヴァ』というコンテンツの力強さを感じさせた。
当初は今年6月に公開予定だった『シン・エヴァンゲリオン劇場版』だが、新型コロナウイルスの影響で上映は延期に。2月27日に緒方は「【本日】『シン・エヴァンゲリオン劇場版』、本編すべての収録終了!」と、無事アフレコが完了したことをファンに報告していたが、「……といいつつそのまま大団円じゃない。リテイクもいろいろあるらしいし」とメッセージを発していた。あれから9ヶ月弱、コロナウイルスの影響だけでなく、スタッフのこだわりのためかリテイクが繰り返されていたようだ。
公開日まであと64日。公式アプリ「EVA-EXTRA」では公開日までのカウントダウンも行っており、「毎日フラッシュバックエヴァ」として、当時の資料や裏話を見ることができる。