10月13日、『きまぐれオレンジ☆ロード』などの漫画で知られる漫画家・まつもと泉さんが今月6日に61歳で亡くなったことを同氏の公式サイト「WAVE STUDIO」が発表。脳脊髄液減少症で闘病中だったが、入院療養中の病院で亡くなったという。
漫画界からも悲しみの声が上がる中、タレントの中川翔子(35)が同日に自身のツイッターで特技を生かしたイラストでまつもとさんを追悼。「きまぐれオレンジ☆ロードの絵を描きました。 まどかさんか、ひかるちゃんか 決められるわけないよ 80年代のキラキラした夏に憧れて描きました 夏のミラージュを聴きながら」というコメントともに一枚のイラストをアップ。アニメ第1期EDに使用された和田加奈子による楽曲「夏のミラージュ」を聞きながら描いたという主人公・春日恭介とダブルヒロインの鮎川まどかと檜山ひかるの絵を投稿した。
『きまぐれオレンジ☆ロード』は1984年から1987年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されていたラブコメ作品で、1987年4月から1年間にわたって日本テレビ系でアニメも放送された。中川は同日、「今年は悲しいニュースが多すぎる。素晴らしい作品を生み出してくださった、80年代のきらめき、きまぐれオレンジ☆ロード ご冥福をお祈りいたします」とツイートしており、このイラストはまつもと泉さんの訃報を悼んで描いたもののようだった。
中川の愛と敬意あふれるイラストに、ファンからは「どれだけ作品を愛されていたかが伺えます」「しょこたんありがとう アニメを好きになったきっかけの作品です」「懐かしくて泣けました」「まどかさんもひかるちゃんも翔子さんの想いが現れてますね」「翔子さんが80年代の魅力ある代表作を今の時代に伝えてくれてる事はとても意味があると思う」と多くのあたたかいコメントが寄せられた。