2020年も残りわずかとなり、秋アニメのシーズンが到来! 10月から始まる新アニメは注目作が目白押しの約60本で、例年とほぼ同じぐらいの本数が放送されます。7月期は新型コロナウィルスの直撃を受け、新アニメの放送本数はかなり減少しましたが、ようやくアニメの制作体制も元に戻りつつあるということなのでしょう。現場スタッフの皆さんのがんばりには頭が下がる思いです。
さて10月期の新アニメでまず気になるのは、『週刊少年ジャンプ』関連のアニメ。とくに注目作は堀井雄二氏が手がけた国民的RPG『ドラゴンクエスト』(スクウェア・エニックス)を原作に持ち、19年ぶりに再アニメ化となる『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』(テレビ東京系・10月3日)です。
原作・三条陸氏&作画・稲田浩司氏のタッグによる人気漫画のアニメ化で、ドラクエの世界観や設定を共有するオリジナルストーリー。勇者を目指す少年・ダイの冒険を描いた超アツい物語で、連載終了から20年以上たった今でも、多くのファンから支持されています。同作は91年から92年にかけて一度アニメ化されましたが、そのときは原作の約1/4ぐらいで終了。しかし、今回放送されるアニメ公式サイトには、ロン・ベルクが鍛えた「ダイの剣」が描かれているので、物語のラストまで完走してくれることを期待したいですね。
9月27日には、スクウェア・エニックスが『ダイの大冒険』関連のゲームプロジェクトを発表する特別番組を配信。人気コスプレイヤーのえなこさんがマァムのコスプレを披露するなど、『ダイの大冒険』はアニメ以外でも盛り上がりを見せています。
ほかにもジャンプ作品では、芥見下々氏が連載中の人気コミック『呪術廻戦』(TBS系・10月2日)も注目のアニメ化。また連載漫画が完結を迎えたばかりの古舘春一氏によるバレーボール漫画『ハイキュー!!』の第4期シリーズ「TO THE TOP(第2クール)」(TBS系・10月2日)も開始となります。
それと新作ではなく再放送ではありますが、空知英秋氏の人気漫画『銀魂』から『よりぬき銀魂さん ポロリ篇』(テレビ東京系・10月7日)も放送開始。深夜帯ではなく夕方放送ということで、いろんな意味で気になるところです。