2020年12月31日をもって活動を休止する国民的グループ・嵐。5人そろった姿を見られる時間も残りが迫る中、メンバーそれぞれが出演するドラマ作品が再放送ラッシュ。今年5月からフジテレビ系では大野智主演の『鍵のかかった部屋』を特別編として再放送。8月上旬からは櫻井翔の主演ドラマ『家族ゲーム』、相葉雅紀の医療ドラマ『ラストホープ』を再放送。また日本テレビ系でも松本潤の主演ドラマ『ごくせん』が6月から再放送された。
音楽やバラエティでの活躍だけでなく、ドラマ・映画でも多くの名作を生んできた5人。中でもアニメやマンガを原作とした実写作品では唯一無二のキャラクターを見事に演じてきた。そこで今回は、嵐の5人が演じた実写化作品について「最もハマり役だったのは誰のどの作品か」をリサーチ。10代から30代の女性200人をターゲットにアンケート調査を行った。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
まず全体の10.5%の票を得て第3位にランクインしたのは、大野智が主演を務めた2010年4月クールに放送されたドラマ『怪物くん』(日本テレビ系)。藤子不二雄A氏の手がけた同名マンガが原作のドラマで、大野は主人公の怪物くん役を務めた。怪物ばかりが住んでいる“怪物ランド”を総べる怪物王家の皇太子というキャラクターで、原作では“小柄な少年”のイメージが強い。当時29歳だった大野が怪物くんを演じることにファンから驚きの声が続出したものの、2011年1月に『映画 怪物くん』のタイトルで映画化されるほどの人気作品へと発展。
そんな『怪物くん』の人気は根強く、8月22日から10月4日にかけて数話ごとの再放送も行われることに。10年の時を経てなお愛され続ける作品に、投票者からは「大野さんの童顔がすごくピッタリ。怪物くんのキャラクター像に合わせてコミカルに振り切っていたため、違和感なく見ていられた」(25歳・女性)、「真剣にふざけて真剣に熱を入れて挑んでいた」(32歳・女性)、「大野くんはコメディをやらせたらジャニーズいち。間違いなくハマり役だし彼以外にできないと思う」(35歳・女性)といったコメントが寄せられた。