『ドカベン』里中智に『うる星やつら』面堂終太郎! 声優・神谷明が演じた名脇役たちの画像
画像は神谷明が面堂終太郎役で出演したアニメ『うる星やつら』Blu-ray SETより
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 9月18日に声優の神谷明が74歳の誕生日を迎えた。神谷明といえばアニメ『キン肉マン』のキン肉スグル、『北斗の拳』のケンシロウ、『シティーハンター』の冴羽獠、などなど『週刊少年ジャンプ』アニメの主人公の声を熱演。また『ゲッターロボ』の流竜馬、『勇者ライディーン』のひびき洸、『闘将ダイモス』の竜崎一矢などロボットアニメでも圧倒的な主人公像を作り上げてきた。これらキャラの名前を聞いただけで、彼らの声を脳内で再生できるという人も多いはず。

 声優としては1970年にアニメ『魔法のマコちゃん』の千吉役でデビューし、それ以降数えきれないほどのキャラを演じてきた神谷明は、脇役としても名演技を披露してきた。そこで今回は神谷明の誕生日にちなみ、脇役として出演した作品を3つ振り返りたい。

■伝説的野球美少年!アニメ『ドカベン』里中智

 まずは1976年から79年にかけて放送された『ドカベン』。いわずと知れた水島新司氏の野球漫画が原作のテレビアニメで、神谷は主人公の山田太郎とバッテリーを組む明訓高校のエースピッチャー・里中智役を務めた。里中は、男くさいキャラクターの多い『ドカベン』の中で数少ない端正な顔立ちの美形キャラで、普段の言動もさわやかで知的。しかし外見とは裏腹に感情的な一面も持ち合わせており、神谷はそんな二面性を見事に演じた。

 また男性ファンの多い当時のスポ魂アニメの中で、里中だけは多くの女性ファンを獲得。神谷は2018年に自身のツイッターで里中役を振り返り、「里中くん人気で、バレンタインチョコを800個ほどいただいたのを覚えています」とつづっていたが、里中がこれほどの人気を集めた要因の一つには、間違いなく神谷の声の力もあっただろう。なお同作でバッテリーを組んだ山田太郎役の声優・田中秀幸とは、のちに『シティハンター』で冴羽&槇村として、『キン肉マン』ではキン肉マン&テリーマンとしてタッグを組む。

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