昨年40周年を迎えた『機動戦士ガンダム』シリーズ。緻密に計算されたストーリー展開や迫力のあるバトルシーン、細かく設定されたモビルスーツなど、今なお多くの人々を魅了し続けており、8月にはBS11で映画『機動戦士ガンダム』3部作が3週連続で放送されファンを喜ばせた。同シリーズでは敵味方問わず多くのキャラが登場してきたが、彼らの“声”も作品を語る上で欠かせない要素のひとつ。
そこで今回は30代から40代の男性300人を対象に、シリーズに登場する男性キャラクターの中で「声が魅力的だと思う人物」についてアンケート調査を行った。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
まず全体の9.0%の人に投票され、第3位にランクインしたのが関智一が声優を務めた『機動武闘伝Gガンダム』の主人公、ドモン・カッシュ。
同作は各国を代表する格闘家がガンダムを用いた格闘技大会“ガンダムファイト”で世界の覇権を争うといったストーリー。宇宙戦争が舞台の他シリーズと比べても、一風変わったテーマを扱った作品で、『ミスター味っ子』や『ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』など熱血演出に定評のある今川泰宏氏が監督を務めた。
ドモンはふだんは口数が少なく“ぶっきらぼう”だが、戦いの場面では誰よりも熱く、必殺技では叫びながら攻撃を繰り出す。そのドモンのキャラを関が見事に演じたことで現在でも人気が高く、アンケートには「ガンダムキャラで声といえばドモン・カッシュ」(40歳・男性)、「関さんの声がカッコ良すぎて、スパロボでもドモン推し」(37歳・男性)、「ドモン役は関さんしかできない」(33歳・男性)、「最終回の告白が惚れます!」(39歳・男性)といった声が上がった。また関智一は『機動戦士ガンダムSEED』でイザーク・ジュールを演じており、10位以内にはランクインしなかったものの少数票を集めた。