■『0083』の主要キャラがランクイン
第4位(10.7%)にランクインしたのは、OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の主人公「コウ・ウラキ」。物語の最初は士官学校を卒業したばかりの新米テストパイロットだったが、歴戦のエースであるアナベル・ガトーやシーマ・ガラハウに敗れたあと大きく成長を遂げていく。
星の屑作戦が決行されたあと、初戦は軽くあしらわれたジオン屈指のエースパイロットのガトーを相手に、ガンダム試作1号機フルバーニアンで一騎討ち。ガトーの乗る試作2号機を大破させる大きな戦果を挙げた。その後もガトーの乗る巨大MAノイエ・ジールを相手にデンドロビウムで戦いを繰り広げ、ニュータイプではない主人公ながら、わずかな期間で飛躍的に操縦技術を高めたことが印象に残るパイロットだ。
第3位(14.7%)には、OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場する「アナベル・ガトー」がランクイン。第4位にランクインしたコウ・ウラキと作中で激戦を繰り広げたキャラクターだ。一年戦争時は「ソロモンの悪夢」と呼ばれ、連邦の兵士から恐れられたジオン軍のエースパイロットでもある。
ガトーは連邦のトリントン基地に潜入し、ガンダム試作2号機の強奪に成功。その2号機が搭載していた核弾頭を使い、ソロモン宙域での観艦式に集結した連邦軍に核攻撃を敢行するなど、パイロットとしてだけでなく軍人としても優秀な作戦完遂能力を見せつけた。
急激に成長を遂げたコウ・ウラキとはライバル関係のように見えるが、コウはガトー側の不利な状況を突いて引き分けに持ちこむのが精一杯。純粋なパイロットの技術は、一年戦争をジオン側のエースとして生き抜いたガトーのほうに一日の長があったのかもしれない。