9月5日、声優の演じる二次元キャラクターにお笑い芸人が漫才ネタを提供する、斬新な新番組『サンパチスター』(テレビ朝日系)が放送。お笑いコンビ・霜降り明星の二人とKis-My-Ft2(キスマイ)の宮田俊哉(31)が番組MCを務めた。
スタジオでオープニング映像を見た宮田は「(主題歌の)作詞・作曲って粗品さんなんですか?」と、粗品が手がけた楽曲にビックリ。続けて「いわゆる電波ソングみたいな感じじゃないですか」「キスマイはこの手の歌がないんで、カバーさせてもらっていいですか、ライブとかで」と絶賛した。
霜降り明星の粗品とせいや、そしてキスマイ宮田といえば芸能界を代表するアニメ好きだが、意外にも同番組が初共演。週2~30本は深夜アニメを見ているという宮田のオタクぶりに、霜降りの二人も驚きが隠せない様子だった。
「二次元キャラに芸人がネタを提供する」という企画は、今年6月から始動。そのスタッフ会議から参加していた粗品に、宮田は「その会議呼んで下さいよぉ~」「僕もやりたかったですよ」と悔しがった。
初回放送となる今回は、声優の内田雄馬&古川慎の演じる正統派漫才コンビのキャラに、お笑いコンビ「ジャルジャル」が漫才ネタを提供。さらに声優・杉田智和が一人二役で演じる双子コンビの漫才ネタは、粗品が自ら書き下ろした。
もともと杉田智和の大ファンである粗品は、今回の漫才にアニメ映画『涼宮ハルヒの消失』のネタをしっかり盛りこみ、これに気づいた宮田は「分かってますね、さすがです」と反応。アニメファンならではの粗品の漫才ネタを称賛した。
粗品は「僕からの(杉田さんへの)リクエストは、ちょっと銀さんとキョンっぽく」と、杉田の代表作である『銀魂』の坂田銀時、『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョン風にお願いしたことを明かしている。