■「それがどうした」の名言でおなじみ!
第4位(6.5%)には、ダスティ・アッテンボローがランクイン。自由惑星同盟の指揮官で、ヤン・ウェンリーの士官学校時代の後輩。つねに明るく陽気な青年で、自称「伊達と酔狂で革命をやっている」人物だ。ヤン艦隊の中で優秀な指揮能力を発揮し、ヤンも彼の能力にかなりの信頼を寄せていた。
ヤンよりも早い26歳で「閣下」と呼ばれる地位に就いたが、周囲に対するラフな言動は以前と変わらず。ユリアンとのやりとりからは「面倒見の良い兄貴分」といった雰囲気があり、オリビエ・ポプランやワルター・フォン・シェーンコップとは毒舌トークを展開。「独身主義」をイジられることも多かった。
第3位(9%)に支持されたのは、ジークフリード・キルヒアイスだった。少年時代に隣に引っ越してきたラインハルトやその姉のアンネローゼと親しくなり、ラインハルトの無二の親友となった人物。勝ち気なラインハルトとは対照的に温厚な性格で、学生時代は敵を作りがちなラインハルトをフォローする役回りが多かった。
そんな人格者でありながら軍事的な能力も非凡なところを見せ、読者に「ラインハルトよりも優秀なのでは?」と思わせるほどの才能の持ち主。キルヒアイスのような優しい友人を持ったラインハルトは幸せ者だと思った人も多いことだろう。