大根の器にカツ丼! 子ども心を刺激する『映画ドラえもん』の3つの“ドラ飯”の画像
『映画ドラえもん のび太の新恐竜』 (C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2020

 8月7日から『ドラえもん』の劇場版40作品目となる『映画ドラえもん のび太の新恐竜』の公開がスタートし、8月11日に発表された週末の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場1位を獲得しました。ドラえもん生誕50周年の今年、さまざまなコラボが実施されていて、身近な場所でドラえもんを見かける機会も多いのではないでしょうか。

 そんなドラえもんには、思わず喉がゴクリと鳴っちゃうおいしそうな食事シーンが映画にも原作コミックにもたくさん登場するのを、みなさんご存知ですか? 夜中に見たら危険な飯テロすぎる通称「ドラ飯」を『映画ドラえもん』登場シーンに絞ってご紹介致します。

■石器時代にも楽しめるファミレスメニュー

 まずドラ飯と言ったらやはり「畑のレストラン」。こちらは1989年に公開され、2016年にリメイクもされた『のび太の日本誕生』に出てきたひみつ道具です。

 ストーリーは、ドラえもんやのび太たちが石器時代へ史上最大の家出をしますが、そこで出会い仲良くなった少年ククルと世界のピンチを助けるために大冒険するというもの。ここで彼らは洞穴のおうちを作ったり、お花を植えてみたりと、石器時代にあわせた生活を楽しみますが、そこでドラえもんが出してくれたひみつ道具が、「ラーメン」「カレーライス」「スパゲッティ」といったメニューの名前が書かれた「畑のレストラン」という缶詰。

 缶の中には種が入っており、これを地面に植えて、育てなければごはんにはありつけません。特に説明も受けずに育て始めたスネ夫ですが、出てくるのは草ばかり。ドラえもんに説明を求めても「それでいいんだ」と言われ、訳も分からず頑張って育てるスネ夫。そして大きく育ったところで収穫されたのは真ん丸な大根!「やっぱり大根じゃないの!」と嘆くスネ夫を「まぁまぁ」となだめて、みんなの待つ食卓へ。テーブルに出てきた大きなただの大根にみんなもガッカリしますが、パカンと半分に割ってみると中には出来立てのお料理が! ホカホカのどら焼きや、かつ丼にビーフカレーとスパゲッティ。さらに物語の中盤では、コーラ、ポテトつきのハンバーガーセット、なんてメニューも出てきます。

 フタを開けたらレストランのようなごはんが出てくるこの「畑のレストラン」にワクワクした人も多かったんじゃないでしょうか? 食べてみたいと思った方は、ぜひ川崎市にある藤子・F・不二雄ミュージアムへ。こちらのカフェでは、この「畑のレストラン」が食べられますよ!

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