■オフィシャルコメントも到着!

●シリーズ構成・脚本金春智子コメント

 公演延期期間に脚本をブラッシュアップし、とくにヒビキとミキの関係性を掘り下げました。脚本を書いていると、たまにキャラクターが勝手に動き出して、知らなかったことを教えてくれるのですが、今回はまさにその通り。ヒビキとミキの幼なじみならではの距離感が際立ち、ほかのキャラクターもより生き生きと動き出しました。敵役のクストーとストラは彼らなりの正義や誇りを訴え、モーヴェさまの闇もさらに広がりました。俳優の皆さんが彼らをどんなふうに成長させてくださるのか……舞台の脚本は初めてということもあり、本当に楽しみです。

●ビジュアルデザイン川村敏江コメント

 舞台原作のキャラクターデザインは初めての経験でしたが、俳優のイメージや、役作りの中でできあがっていく個性を取り入れながらビジュアルを固めていきました。一方ソノーたちは声優のイメージを考慮しつつ、脚本の内容から想像して中学生くらいの少し幼い外見にしています。別の星から来たことがわかるよう、妖精のような要素も加えました。舞台作品としてどう仕上がっているのか私自身も楽しみです。

●内海ヒビキ(黒田昊夢)

 初舞台ですが、初めてだと思われないように情熱をぶつけて演技をしています。人のカッコよさは、強さをひけらかしているときではなく弱さに直面したときにこそ現れるものではないかと思うので、ヒビキがもがき苦しみながらも成長していく、カッコいい姿を伝えたいです。ヒビキの気持ちになって舞台を見ていただけると、きっと、より楽しんでいただけると思います。

●室月ミキ(林勇輝)

 ミキはヒビキのマネージャーのような、支える立場の存在です。ご観劇いただく皆さんと一番視点が近いのではないかな、とも思います。ヒビキとミキは、お互いの中で誰よりも優先順位が高い、大切な存在だと脚本の金春さんからうかがったので、ヒビキ役の昊夢と何度も何度も話し合って役を作り上げました。本作は音が鳴っていたらついリズムをとってしまうような、人間の根底にある音楽を描いています。そんな音楽のすばらしさにも気づいていただけたら嬉しいです。個人的な見どころは、昊夢と構想を重ねた秘密基地のシーンと、ぬいぐるみのクマノスケを抱きしめるシーンです!

●北条シンイチロウ(一色湊)

 シンイチロウは作中唯一のスポーティーなキャラクターで、僕もスポーツが好きなので親近感を抱いています。延期になった間も、ドラムやシンイチロウと向き合って過ごしていました。今回は舞台が原作となるので、演出の末原拓馬さんと話し合いながらキャラクターに肉付けしていきました。一見、性格が相反しているように感じるバディ・シエンとの、相性抜群な掛け合いにも注目してください。熱いパッションを持って作り上げた舞台を、ぜひ多くの方に見てほしいです!

●シャルル・茉莉・アントルモン(平賀勇成)

 ハーフ役を演じるのは初めてで、セリフにフランス語があって驚きました。今回は自分の演技がシャルルの原作となるので、心にゆとりをもとうと意識しました。本作はキャスト一同力を入れて作り上げていますし、声優陣もとても豪華です。『MUSICAって何?』と最初は思うかもしれませんが、舞台を見ればきっと引き込まれると思います。シャルルのカーテンコールは尺も長めで一番カッコつけている(笑)ので、お見逃しなく。

●雨乃トウヤ(前嶋曜)

 公演再開をずっと待ち続けていました。役や作品と向き合う時間が長くなった分、より洗練された演技になったと思います。楽屋は男子校のような雰囲気で、ワイワイ楽しく、みんなで一つの目標に向かって進んでいます。キャラクターのソロ曲に込められた想いが歌やダンス、表情に反映されているので、ぜひ目で追ってみてください。

●明神伊織(樋口裕太)

 数か月ぶりの舞台なので、俳優としてもさまざまな想いをこめてステージに立ちました。伊織の中にある闇は自分でも親近感を覚えていて、今後の展開がとても気になります。ベースを刀のように扱ったりと彼らしさを随所に意識した動きも見どころです。また、これまでも2.5次元舞台でポニーテールのキャラクターを演じてきたので、実はポニテさばきには自信があります(笑)。毛先の動きまで注目して見ていただけると嬉しいです。

●クストー(太田将熙)

 延期期間中に筋トレをしたおかげで腕回りがたくましくなりました(笑)。クストーはまっすぐな男で、熱い部分があって、恩人であるモーヴェ様を一心に信じています。彼なりの正義を貫いているので、完全な悪にならないように意識して演じています。ソロ曲をもらえてとても嬉しかったのですが、これまで歌ったことのない曲調だったのでリズムをつかむのに苦労しました。歌詞は脚本の金春さんが書いてくださったので、作品の世界観を背負いつつ、一つ一つの言葉を大切にしようと思って歌いました。急な公演再開となったので、足を運べない方もいらっしゃると思います。配信もあるので、無理のない形で楽しんでいただけると嬉しいです。絶対に満足してもらえる舞台にするので、『MUSICA』の芽吹きを目撃してください。

●ストラ(安井一真)

 ストラはモーヴェ様に恋のような、心酔のような……そんな気持ちを抱いていて。延期期間を経て演出が変わった部分もありますが、根本にあるモーヴェ様へのリスペクトは変わりません。僕自身はダンスがあまり得意ではないので、クストーとのダンスシーンはかなり練習を重ねました。衣装も相まって、見栄えのするステージになるのではと期待をしています。音楽で戦うという新感覚なおもしろさを伝えられるよう、役者一同がんばります!

●ヒビキの母(寺山武志)

 ヒビキの悩みをお母さんらしくやさしく見守れるよう役作りをしました。日替わりゲストとのアドリブコーナーは毎回相手が変わるので、すべて1から作っています。新人俳優も参加していて、フレッシュさがある座組です。昔の経験を思い出してなつかしくなることもありました。これまでは舞台に立つのが当たり前でしたが、新型コロナウイルスの影響でたくさんの舞台が中止になり、今回久しぶりにステージに立ちます。板の上に立ったとき、胸にこみあげてくる特別な感情がありました。本作は青春を過ごす若者が抱える悩みや輝きが詰まったさわやかな物語だと思います。なつかしさを覚えるシーンや、人によっては母性がくすぐられる場面もあるはずです。日替わりゲストとのコーナーは毎回変わるので、そちらもあわせてぜひ楽しんでいただけると嬉しいです。

●小沼将太<日替わりゲスト(7月8日)>

 前日からの参加でしたが、包容力の高い現場に助けられました。僕が演じた語り手は舞台の最初と最後を担う役なので、お客様を物語にいざなえるよう意識しました。配信もあるので、会場に足を運べない方にも見ていただけると嬉しいです。

●糠信泰州<日替わりゲスト(7月8日)>

 自由度が高い現場だったので、作品の雰囲気を崩さないように心がけました。日替わりパートは、まずは自分たちが楽しんでお客さんも笑顔にしたいと思っています。舞台に立つのは久しぶりなので、ステージに立つ幸せを改めて感じました。公演ごとに変わる日替わりゲストコーナーもぜひ楽しんでください!

文/ハシビロコ
撮影/金子一基
編集/ナスエリカ

主催・製作
「絶響MUSICATHESTAGE」製作委員会
オフィシャルホームページ http://musicaproject.com/
オフィシャルTwitter https://twitter.com/musica_stage

(C)「絶響MUSICATHESTAGE」2020製作委員会

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