劇場アニメ『シドニアの騎士 あいつむぐほし』2021年公開決定! 原作漫画にない新事実も…の画像
(C)弐瓶勉・講談社/東亜重工重力祭運営局
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『BLAME!』『人形の国』など、日本だけでなく海外からも高い評価を受けている漫画家・弐瓶勉氏の代表作『シドニアの騎士』が、2021年に劇場アニメ化されることが決定。タイトルは『シドニアの騎士 あいつむぐほし』と発表された。

 2014年と15年に2期にわたって放送されたテレビアニメ版は、ポリゴン・ピクチュアズの設立30周年記念作品として制作。3DCGを駆使した美しい映像は、SF作品である『シドニアの騎士』の世界観にとてもマッチしていた。

 もちろん来年公開の映画もポリゴン・ピクチュアズが制作し、主要なアニメスタッフが再結集。さらにコミック版とは異なる新たな内容も多く盛りこまれるということで、原作者である弐瓶勉氏が自ら総監修を務めるという。

 また、挿入歌&主題歌は中田ヤスタカと、こしじまとしこによる音楽ユニット「CAPSULE」が担当。テレビアニメ版では「angela」によるOPテーマ曲が話題になったが、中田ヤスタカの作る主題歌も注目を集めそうだ。

『シドニアの騎士』は、未知の生命体・ガウナに地球を破壊され、かろうじて生き残った人類が巨大な宇宙船「シドニア」で旅を続けている物語。再びガウナの襲撃にあった人類は、人形戦闘兵器・衛人(もりと)に乗りこんで対抗。衛人のエースパイロット・谷風長道の活躍や、人とガウナから生み出された白羽衣つむぎの力もあって、なんとかガウナを退けた。

 そして映画『あいつむぐほし』では、それから10年後の世界が描かれる。長道たちはつかの間の平和を楽しみ、つむぎも今や“シドニアの英雄”となった長道に想いを寄せながら穏やかな日々を過ごしている。だが艦長・小林は、ガウナがいる限りこの平穏は長く続かないと判断し、人類の存亡をかけた最終決戦を決断する……。

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