春巻龍を怪演! 大東駿介が『浦安鉄筋家族』で見せた驚異の“原作再現”に衝撃の画像
画像は『ドラマ24 浦安鉄筋家族』番組公式サイトより

週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で1993年から27年以上にわたり連載が続いている、浜岡賢次氏によるギャグ漫画『浦安鉄筋家族』。同作は、千葉県の浦安に住む7人家族の大沢木一家と個性的な近隣住人が織りなすハイテンションな日常を描いたコメディ作品だ。

 いろんな意味でヤバすぎる登場人物と、ギリギリすぎる過激なギャグで、この作品の実写化は不可能と言われてきたが、今年4月から実写ドラマ版『浦安鉄筋家族』(テレビ東京系)が放送。同作は『おっさんずラブ』『探偵が早すぎる』を手がけた瑠東東一郎氏が監督を務め、数々のコメディ作品で独特の存在感を示してきた佐藤二朗(51)が、ドラマ版の主人公・大沢木大鉄役を担当。今、大きな話題作となっている。

 原作漫画しか知らないファンからすると、仁ママや花丸木、春巻龍といった強烈なキャラを「どうやって実写化するの?」と疑問をいだくかもしれない。しかし、この3人はすでにドラマ版に登場しており、しかもどのキャラも「再現度が高い」と意外にも好評を得ているのだ。

 漫画の実写化の話が出ると「世界観が壊れる」「役に合ってない」「原作を改悪している」といった批判的な声はつきもので、同ドラマもスタート前は少なからずそういう反応はあった。

 しかし、エピソードが進むにつれて、SNSでは「キャスト陣の演技が濃くて面白すぎる」「とにかく俳優さんは全員やりきっているのがすばらしい」「バカバカしいがこれは認めざるをえない」といった称賛の声が増えつつある。こればかりはドラマを見て確認してほしいが、とにかくキャスト陣の振り切った演技に対する評価が高い。

 実写化の難易度でいうなら、間違いなく“難しい”作品だと思われるが、大鉄役の佐藤二朗を筆頭に、役者の熱演が見事にハマったと言わざるをえない。

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