■第3位は「コロッケ」が大好物のあのロボット!

 第3位(6.0%)に支持されたのは、『キテレツ大百科』の登場キャラ「コロ助」。主人公の“キテレツ”こと木手英一が制作した発明品の第一号で、サムライ型のロボット。キテレツの祖先に当たる奇天烈斎の残した「奇天烈大百科」に記された“からくり人間”の製法をもとに、キテレツがアレンジして作り上げた。

 胴体は風呂桶、腕は掃除機のホース、頭と手はゴムまりで出来ており、アニメ版では背中に小さなカタナを着けていた。

 コロ助自身はサムライを自称しており、「ワガハイは~」「~ナリ」といった口調が特徴。子どものような純粋な性格で、ブタゴリラたちにだまされることもしばしば。ちなみに「コロッケが好物」という設定は、アニメ版のオリジナル設定だった。

 次いで第2位(8.5%)にランクインしたのは、『オバケのQ太郎』に登場する「Q太郎」。大きなタラコくちびるに、三本の毛がトレードマークのオバケで、空を飛んだり、姿を消すことができる。また大食漢で致命的なまでの音痴だが、本人は無自覚。それと犬が大の苦手だった。

 ふだんは親友の大原正太の家に居候しているが、故郷はオバケの国。家族には妹のP子、弟のO次郎がいて、U子という柔道に打ちこむオバケのガールフレンドも登場する。なお、白い衣のようなものを身にまとっているが、実はあれは“服”。何着も同じものを所有しているが、服の中身はどうなっているのかは謎に包まれている。

 アニメ版が何度も再放送されていたので、それで『オバケのQ太郎』を知った人も多いはず。ドジでおっちょこちょいのQ太郎だが、とても温厚で情に厚い性格だったのが愛される理由かも。

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