SNS上で流行している、自身の歌唱動画を投稿し次の人を指名するリレー企画「うたつなぎ」。4月13日、声優の森久保祥太郎が声優の山寺宏一(58)から回されたバトンを受け取り、『おはスタ』(テレビ東京系)の怪人ゾナーの曲『象南波羅 〜ゾナパラ〜 WHY!パラパラ・リミックス』(通称・ゾナパラ)で参加し話題を集めた。
山寺は4月12日、元NMB48の木下百花(23)からバトンを受け取りツイッターを更新。自身がMCを務めていた番組『おはスタ』で恒例だった「インフルエンザ撃退ラップ」や、日高のり子(57)と関俊彦(57)とのユニット「バナナフリッターズ」による「あのね」を“手洗いバージョン”にした動画を投稿し、森久保にバトンを回した。
13日、山寺からバトンを受け取った森久保はツイッターに「山寺宏一さんからのつなぎなので、こうなってしまうゾナよね。運動不足解消に、お子さんとのコミュニケーションに」というコメントをつけて、1本の動画を投稿。それは、森久保がパラパラ調の曲『ゾナパラ』に合わせて踊っている動画だった。
森久保が1998年から2004年まで演じていた怪人ゾナーは『おはスタ』のレギュラーキャラクター。怪人ゾナーは、素顔は謎という設定で番組内でなぞなぞを出し、子どもたちから絶大な人気を誇っていた。
動画のはじめに、森久保は「山ちゃんからのバトンはこの私『怪人ゾナー』が受け取ったゾナ さあ、令和のキッズたち 平成にちょっとバズったこの『ゾナパラ』で一緒に歌って、踊るゾナ〜」と、怪人ゾナーの口調でコメント。曲が始まると、新たに録り直したと思われる『ゾナパラ』を歌う森久保の姿がワイプで映し出された。曲の途中では「さあ、そして平成のあの頃キッズだったアナタも 貴方も! そして貴女も! あの頃を思い出してゾナーと一緒に歌って、踊るゾナ〜」と、かつての子どもたちへ向けてメッセージを送った。
森久保の動画を見て、当時テレビで怪人ゾナーを応援していた人たちは懐かしく思ったようだ。「小学生のときにゾナー大好きだった〜!」「この時期にゾナパラがみれるなんてなんて幸せなんだ ありがとう森久保兄さん」「当時を思い出します」「予想以上のクオリティに感動」「ゾナパラキレッキレですね~!」とのコメントが集まり、多くの人がキレキレでダンスを踊る森久保を見て、明るい気持ちになったようだ。
「当時のおはスタには、豪華なメンバーが揃っていました。怪人ゾナーのライバルでYES・NOクイズを出す麗人サイガーは同じく声優の斎賀みつきが演じており、2016年に山寺が番組を卒業する際には、10年以上ぶりに2人が衣装に身を包み『おはスタ』に登場し話題となりました」(声優誌ライター)
森久保の粋な計らいで、当時のキッズも令和のキッズも、世代を超えて楽しめそう!