■「SAO」「俺ガイル」大ヒットラノベ原作のアニメに注目
漫画だけでなく川原礫先生の『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』(TOKYO MXほか・4月25日)、渡航先生の『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 完』(TBS系・4月9日)といった大人気ライトノベルが原作のアニメにも注目だ。どちらもそれぞれのシリーズの完結まで描かれるようで、クライマックスがどうなるのか楽しみ! 変わり種としては、筒井康隆先生の小説を現代の舞台に置き換えた『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』(フジテレビ系・4月9日)も面白そうだ。
ライトノベルといえば、小説投稿サイト「小説家になろう」などから盛り上がりを見せた“異世界もの”のアニメも多数放送が予定されている。そのなかでとくに期待しているのは『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』(TOKYO MXほか・4月4日)だ。山口悟先生の原作小説の表紙や挿絵イラストを描いているひだかなみ先生が、そのままコミカライズも担当。それがそのままアニメ化されるという異色作となっている。主人公で悪役令嬢のカタリナのコミカルさがとても面白カワイイので、期待しまくりです。
ゲームからアニメ化となる作品もかなり多い。ゲームの派生作品も含めると、その数なんと8作品。特に『アルゴナビス from バンドリ!』(TBS系・4月10日)、『アイドリッシュセブン Second BEAT!』(TOKYO MXほか・4月5日)、『文豪とアルケミスト ~審判ノ歯車~』(テレビ東京系・4月3日)といった女性向けスマホゲームのタイトルが目立つ。
個人的には、プレイヤーから“赤ちゃん”“へんたいふしんしゃさん”と呼ばれる主人公と、女の子たちの冒険を描いた『プリンセスコネクト! Re:Dive』(TOKYO MXほか・4月6日)は忘れずに見るつもりだ。なにせメインヒロインにお姫様だっこされるような主人公なので、どう女の子たちに介護されるのかが見物である。