井上裕介(NONSTYLE)
井上裕介(NONSTYLE)

 3月6日に放送された『アメトーーク!』では、「ドラえもん ひみつ道具ドラフト会議」と題して、『ドラえもん』の“ドラえもん本人”と“四次元ポケット”以外の1600以上あるというひみつ道具から出演者が欲しい道具を指名する企画が行われた。

 道具の選出はNON STYLE・井上裕介(40)、ゴールデンボンバー鬼龍院翔(35)、麒麟川島明(41)、バカリズム(44)、千原ジュニア(45)、サバンナ高橋茂雄(44)。そして解説役にケンドーコバヤシ(47)が出演。「それぞれ1位から4位と、育成枠を選ぶ」「希望のひみつ道具が競合したら抽選で決める」というルールで行われたが、ゲストの人間性が如実に反映される結果となった。

「ファンにとっては夢のような企画、飲み屋でやりそうなやつ」と笑顔を見せた高橋が“第一巡選択希望ひみつ道具”に指名したのは、「もしもボックス」。てんとう虫コミックス11巻に登場するこのアイテムは公衆電話のボックスのような形をしたひみつ道具で、受話器をとって「もしも○○が○○○だったら」と電話口で話すと世界がその通りになるというもの。“お腹が弱い”ことで知られる高橋は、「なんでも叶えてくれる。お腹ピーピーのやつがヒーローになれたら、腹痛ければ痛いほど金稼げる」と使用法を提案。周囲から「お腹直すんじゃないんや」とツッコミを受けた。

 だが「もしもボックス」はドラえもんファンにとっては人気のアイテム。同じく“第一巡選択希望ひみつ道具”でもしもボックスを指名した鬼龍院は、「ファンの間で議論をして最終的にもしもボックスにたどりつく現場を何度も見ている。欠点はかさばることぐらい」と熱弁。

 また、NON STYLE・井上も「もしもボックス」を第一巡に指名。「世の女性がすべて井上のことが好きな世界になれっていったらなるんです」とその理由を説明するとスタジオからは悲鳴が噴出。「ひえ~!」という女性観客の声を聞いて井上は、「(もしもボックスで)これもなくなるんです」と冷静に分析。ケンコバから「終わりの始まりやけどね、人類滅亡カウントダウン」とツッコミを受けながらも「365日、いろんな芸能人女性が家に来てくれる世の中になれ。初日は浜辺美波ちゃん」と、夢見るアイテムの使い方を説明した。

 井上は「もしもボックス」に続き、好きな料理がいつでも出せる「グルメテーブルかけ」、自身のコピーが作れる「コピーロボット」、どこにでも温泉が作れる「温泉ロープ」、バッジをつけるた相手と結婚している状態が味わえる「カップルテストバッジ」、テレビ画面の中に棒をいれることで画面の中のものが取り出せる「テレビとりもち」を指名。いずれも下心丸出しの理由だったため、バカリズムらから「しょうもな!」など悲痛なツッコミを浴びていた。

 大盛り上がりとなった「ドラえもん ひみつ道具ドラフト会議」。高橋の言うように飲み屋あたりで開催したら話に花が咲きそうだ。