梶裕貴
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 2月6日、都内で行われた『2020年の花粉シーズン到来 Dyson花粉対策トークイベント』に、アニメ『進撃の巨人』エレン・イェーガー役、『ジョジョの奇妙な冒険』ジョニィ・ジョースター役、『鬼滅の刃』錆兎役、『僕のヒーローアカデミア』轟焦凍役などで知られる声優の梶裕貴(34)が出席した。

 花粉症の症状が出始めてから10年になるという梶は、「声優にも花粉症を患っている方はたくさんいらっしゃいます」と話し、「アフレコの現場は、ある程度のスペースに結構な人数が入るんですが、声を使ってお芝居するのでマスクが出来なかったり、精密機器もたくさんあるので加湿が出来ないんです」と声優ならではの苦悩を明かした。

 ふだんどのようなケアをしているか問われると、「手洗いうがいは欠かさない、夏でもマスクはする、というところを基本にして、ちょっと変わったところでいうと鼻うがいをしています」と答え、「あとは何より、食事と睡眠が大事ですよね。睡眠時間が減ってしまうと免疫が下がってしまうので」とコメント。

 自身のYouTubeチャンネルでも健康について話しているという梶は、「役者という仕事をやらせて頂いているので、どうしても体が資本というところがありますし、声のお仕事ももちろんですが、最近はミュージカルに挑戦させて頂いたり、映像のお芝居をやらせて頂く機会もあるので、そういったときにいつでも健康で動ける体づくりというのを、ふだんから心がけなくてはいけないと思っています」と話し、自身のコンディション管理を徹底させているプロフェッショナルな素顔を覗かせた。

 過去にはアフレコで喉を痛めてしまったことがあるという梶。「役柄や作品によって、収録直後に喉のケアのために病院の予約をしておいて、いち早く対策しています」とのことで、「アフレコでどうしても声がかすれてしまったときは、コンビニで揚げ物を買ってきてかじったり、オリーブオイルでうがいしてみたり、いろんな手段で喉に油をいれています」と驚きの裏話も明かした。

 この油の摂取法について、同席していた日本医科大学耳鼻咽頭科部長・教授の大久保公裕氏は「間違っていない」と感心。エキスパートからのお墨つきをもらえた梶は、「自己暗示でメンタル的なものかと思っていたんですが、ちゃんと意味があったんですね!」と嬉しそうにリアクションしてみせた。

【そんな梶裕貴にふたまん+が直撃質問! “喉を傷めるほど”熱を込めたキャラクターとは?】

https://youtu.be/LSbiHWfDzoE

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