クリスマスも近づいた12月22日に放送されたアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(フジテレビ系)で、子どもたちを襲う“サンタクロース”が大活躍し、視聴者の間で「トラウマになるわ!」「クリスマスに恨みでもあるのか!」といったツッコミの声が相次ぐこととなった。
この日放送されたのは、第86話「鮮血のクリスマス」というエピソード。ある日、クリスマスが迫るにぎやかな街で、子どもの失踪事件が相次いでいた。そんな中、まなの友人・蒼馬の弟である大翔が姿を消してしまう。
まなが蒼馬とともに大翔の捜索を始めると、そこには“不気味なサンタ”によってミイラ化されてしまった大翔の姿があった。必死に逃げるまなたちだったが、蒼馬もサンタによってミイラ化されてしまう。その後まなはどうにか間一髪で鬼太郎に助けられ、サンタは“変質者扱い”され警察に連行されることに。
そして鬼太郎とねこ娘は、サンタを追って警察署へ。2人が牢屋の中のサンタを探していると、なぜかサンタの服を着ているミイラ化した人間を発見する。一方家に帰ろうとしていたまなは、捕まったはずのサンタからの襲撃に遭う。必死に逃げてたどり着いたビルで身を潜めていたまなだったが、サンタは目を赤く光らせると、天井をカサカサと這いながら追いかけてくるのだった。
プレゼントをあげるどころか人を恐怖に陥れるサンタの姿に、視聴者は阿鼻叫喚。「マジで怖かった」「さすがに怖すぎだぞ」「これ見た子どもたちは、クリスマスが来るのを怖がってしまいそう」「クリスマスの前週に放送するとはさすが今期ゲゲゲチーム」「サンタさんを信じていた子どもたち涙目」「製作者側は“リア充爆発しろ”って思っている人たちなのかな!」といった反響が続出した。
最終的にこのサンタは、夜叉(やしゃ)という毛の妖怪が人間に憑依していた姿だと判明。鬼太郎やねこ娘のおかげで無事に夜叉は倒されたが、事件解決後のまなは「もうクリスマスがトラウマだよ」とまるで視聴者の言葉を代弁するかのごとく嘆いていた。今年のクリスマスイブは、近づいてくるサンタクロースにご用心!?