男性声優によるラップバトルプロジェクト『ヒプノシスマイク』(以下、ヒプマイ)で白膠木簓役の岩崎諒太(33)と天谷奴零役の黒田崇矢(54)がラジオ『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)』に出演。SOUL'd OUTへの愛を語り、他チームの新キャラへの嫉妬心をあらわにする場面があった。
10月30日にデビュー曲「あゝオオサカdreamin'night」をリリースしたオオサカ・ディビジョンの「どついたれ本舗」。そのメンバーの声優を務める岩崎と黒田は10日深夜、同曲を楽曲提供をしたHIPHOPユニット・Creepy NutsのR-指定(28)とDJ松永(29)がMCを務めるラジオのゲストとして出演した。
トークの中でR-指定に「HIPHOPやラップって聞いてきました?」と聞かれ、黒田は「私は全然。世代がちょっと」と否定したが、岩崎は「僕はSOUL'd OUTさんを高校のときから聞いてるんですけど」と回答。SOUL'd OUTの大ファンであることを明かし、楽曲「1,000,000 MONSTERS ATTACK」のラップ部分をR-指定と一緒にアドリブで披露。R-指定から「すっげー! 打ち合わせなしでこんなことできるんや」と絶賛された。
SOUL'd OUTといえば、MCのDiggy-MO'がナゴヤ・ディビジョンの新キャラクター・波羅夷空却に楽曲『そうぎゃらんBAM』を提供したばかり。それについてどう思うかR-指定から聞かれると、岩崎は「正直……」と口ごもり。黒田から「おい、おまえ裏切るのか」と咎められ、「いや、そりゃオオサカ・ディビジョンですから!」と裏切りは否定するも、「でも正直、“えええっ~!? マジかぁ~!”って」と波羅夷空却への嫉妬心を告白。黒田から「なんだ、おまえ! Creepy Nutsさんだろうが!?」とツッコミを受けていた。
この放送を聞いたファンは「Rと岩崎さんのソールドアウトトーク!」「おっと岩崎さんナゴヤに浮気か?」「R-指定さんとのDiggy-MO'完璧すぎてめちゃおもろかったです」と大興奮。「終始みんな楽しそうで、トークも面白くて笑いっぱなしでした」「今度はどついたれ本舗3人そろって出演できることを、楽しみにしております!」とラジオは大好評だったようだ。
また、今回出演しなかった同じくオオサカ・ディビジョンの躑躅森盧笙役の河西健吾(34)は、11日の朝に自身のツイッターを更新。「おはよう、簓。やっぱ板に立った時のお前は最高やで。ほなら今度は俺が、今のステージに行くわ。ゆっくり眠ーやぁ」とキャラクターの口調で岩崎にメッセージを送信。これに岩崎は「盧笙ー!! おはようさん!! てもう昼か 俺最高やろ? 知ってる いやR指定さんもDJ松永さんもほんま最高やったわ!! 零もノリノリやったし(笑)盧笙がおったらもっとおもろかったやろな…!! ま、それはまた今度!! 盧笙のステージも頑張りやー!!」と返し、ファンを喜ばせた。
番組の中では、R-指定が「(ヒプマイでは)各地のお互いのラッパー同士の関係性とか因縁があったり。これって結構ヒップホップ業界そのものにも通じるというか」「勝手にお客さんが勘繰って『これはこいつに言ってるんじゃないか?』とか。そういう考察が面白かったりっていうのはもうヒップホップそのまんまなんですよ。ヒプマイのファンの人が楽しんでる楽しみ方というのが、僕や松永がヒップホップを好きになって、ファンの時に楽しんでいた楽しみ方とまったく一緒やから」と、ヒプマイファンの楽しみ方は、そもそもラップの楽しみ方と一緒だと言及する場面もあった。
ヒプマイを機に、ラップの世界も楽しんでほしい!