9月8日に『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)の第2話「AIなアイツは敵? 味方?」が放送。第1話と同に“善良なロボット”が悪者に変えられてしまうという無慈悲な展開が繰り広げられ、「今シリーズのテーマは結構胸に突き刺さる」と視聴者を驚かせている。
同作は、高度なAIを搭載したロボット「ヒューマギア」が人間とともに働く世界で、ヒューマギアを開発した“飛電インテリジェンス”の新社長・飛電或人(高橋文哉/18)が「仮面ライダーゼロワン」として戦う物語。第1話では、お笑い芸人のヒューマギア・腹筋崩壊太郎(なかやまきんに君・40)が謎のテロリスト組織「滅亡迅雷.net」の迅(中川大輔/21)によって暴走させられ、或人が変身した仮面ライダーゼロワンによって倒された。
第2話では、善良な配達員型ヒューマギアのオクレルが、またしても迅によって暴走。さらにオクレルだけでなく、飛電インテリジェンスを守る警備員型ヒューマギアのマモルも、迅によって凶暴化させられてしまう。暴走するヒューマギアたちを元に戻す手段はなく、最終的にはゼロワンたちがトドメをさすのだった。
「第1話では、お笑い芸人・なかやまきんに君が演じる筋肉崩壊太郎が話題になり、ツイッターでもトレンド入りしましたが、今回は“マモル”がトレンド入り。大ボスであればともかく、単発登場の敵キャラがここまで連続して話題になるのは珍しい。それだけ今回の、もともとは善良だったヒューマギアを倒さなくてはいけない、という作品テーマが視聴者に響きやすいということなのでしょう。令和初のライダーとしては最高のスタートと言えるのではないでしょうか」(特撮ライター)
第2話でも、前回と同じく犠牲になった善良なヒューマギア。視聴者からは「助けてあげられないのは本当に悲しい……」「せめて元に戻れるとかの救済があればいいのにね」「ヒューマギアがみんないい子だから、倒されるときは辛い」「ロボットよりも人間のほうが断然怖い」といった感想が上がった。
はたしてこの物語に救いは訪れるのだろうか。