7月28日、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』(TOKYO MXほか)の最終回が放送され、「完璧なアニメ化で感動した!」「スタッフに全力で感謝を伝えたい」と大反響を呼んだ。
この日は60分拡大スペシャルとして、第38話「ゴールド・E(エクスペリエンス)・レクイエム」と第39話「眠れる奴隷」を連続で放送。謎めいた「矢」を手に入れた主人公のジョルノ・ジョバァーナがスタンド能力を覚醒させ、ギャング組織のボス・ディアボロを撃破した。
物語の中でディアボロは“死”を永遠に体験するという結末を迎え、ジョルノによる「終わりがないのが終わり。それがゴールド・エクスペリエンス・レクイエム!」という名言も飛び出すことに。また後半では前日譚として、ジョルノの仲間であるブチャラティの“運命”を告げる「奇妙な形の石」をめぐる物語も描かれた。
ラストカットではギャング組織のトップに上り詰めたジョルノが登場。さらにアニメオリジナルの演出として、これまでの旅で命を落とした仲間たちに手向けられた花や、ブチャラティの形見であるジッパーなども描かれた。“原作愛”に満ちた表現に、ネット上では「ささやかな描写だけど心に刺さった」「最後まで感動させてくれる良いアニメだった……」「この演出はズルすぎるよ。泣くに決まってる!」と称賛の声が上がっている。
また放送後には、レオーネ・アバッキオ役の声優である諏訪部順一(47)が自身のツイッターを更新。「旅は終わった。だが、何度でも振り返る事が出来る。だから、彼らとの旅に終わりはない。素晴らしき、黄金の時間をありがとう!」と感謝の言葉を綴っていた。
荒木飛呂彦氏によるコミック『ジョジョの奇妙な冒険』は2012年からテレビアニメ化がスタートし、これまでに原作の第5部までの物語が映像化されている。次回作として、早くも第6部「ストーンオーシャン」のアニメ化を期待する人も多く、「6部も超絶楽しみ! 何年でも待ってます」「5部は最高のクオリティだったし、この調子で6部もぜひアニメ化してほしい!」といった声が上がっているようだ。
実際に公式ツイッターでは、最終回の放送後「今後とも『ジョジョの奇妙な冒険』アニメーションシリーズの応援のほど、よろしくお願いいたします」というツイートも見られた。もしかすると次回作の放送も遠くはないかもしれない。