『サザエさん』ワカメの嫌ったワンピース「いい話だな~~~!」と感動続出の画像
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 7月21日に放送されたアニメ『サザエさん』(フジテレビ系)では、代々受け継がれているワンピースが話題に。「いい話」「ウルっときた」と感動したという人からの感想が相次いだ。

 この日放送されたのは「笑顔のワンピース」というエピソードで、サザエが幼い頃に着ていた“ひまわり柄のワンピース”をワカメにプレゼントするというもの。

 ワカメは大喜びで友だちに自慢しようと公園へ出かけたが、友だちはデパートで買った新品のワンピースを着ていたため、自分のワンピースが姉のお下がりだとは告げられなかった。そしてワカメは家に帰ってから、サザエに「このワンピース少しきつくて……」と嘘をついてしまうのだった。サザエはワンピースのサイズを直そうとしたが、「いいわよ! もう着ないから。私には似合わないし」とワカメは突っ返してしまった。

 その後、フネとワカメがアルバムの写真を整理していると、偶然写真の中にそのワンピースを着たサザエの姿があった。フネいわく、小さい頃のサザエはそのワンピースをとても大事に着ていたが、ワカメが生まれたときに「プレゼントしたい」と話していたとか。その話を聞いてワカメがサザエのもとへ駆けつけたが、ちょうどサザエがワンピースを切断していたところだった。

 自分が「もう着ない」と言ったから、サザエがワンピースを切っていたと思い込むワカメ。しかしサザエはワカメのために、ワンピースをセットアップにリメイクしていたのだ。

 ワカメはこのセットアップに大喜び。さっそく袖を通し、家族全員にお披露目すると、波平が「そのひまわりの柄懐かしいな! 母さんも昔着とったろ?」と昔を懐かしんだ。実はこのワンピースは、もともとはフネが着ていたものをサザエ用にリメイクしたもの。家族3人でお下がりの洋服を着られることに、ワカメは「大切に着るからね!」と喜びの声を上げていた。

 視聴者は今回のエピソードに感動したようで、「いい話だな~~~~~~!」「ワカメがメインの回は感動ものが多くて好き!」「ワカメは磯野家の良心と言っていいくらい優しい子だわ」「自分も姉がいるからお下がりは嫌だったけど、これ見たらなんで嫌がっていたのかわからなくなっちゃった」といった反響が巻き起こっている。

 母・姉・妹と3人で引き継いで袖を通したワンピース。将来はワカメの子どもへと引き継がれるのかもしれない。