『ファミコンに育てられた男』フジタが選ぶ「文句なしの神ゲー」BEST5の画像
『ファミコンに育てられた男』(双葉社)

 ファミコン芸人・フジタの著書『ファミコンに育てられた男』(双葉社)が、関東圏で6月19日に発売となった。

 フジタが「ファミコンに育てられ、ファミコンが殺人を踏みとどまらせ、ファミコンに生かされ、今もファミコンと生きる」という、その半生をつづった同著。

 1983年7月の発売以降、1000以上のタイトルを打ち出してきたファミリーコンピュータには、そのお粗末な内容から「クソゲー」と語り継がれるソフトもあるが、多くのキッズを感動させて「神ゲー」として讃えられたソフトも数多い。では、2LDKの自宅と倉庫などに3万本ものソフトを抱える、豊富なファミコン知識を持つフジタが選ぶ、真の「神ゲー」とはどんなものか。『ファミコンに育てられた男』から、一部特集を抜粋して紹介したい。

■フジタが選ぶ名作「文句なしの神ゲー」BEST5

第1位『アトランチスの謎』

発売日:1986年4月
発売元:サン電子
価格:4900円

 クソゲーと言う人もいる賛否両論ゲームですね。メーカのキャッチフレーズの「スーパーマリオを超えた!!」から分かるように、全100面や色々な隠し要素が魅力で、誰しもがふと思う「こんなにファミコンをやり続けて何が残るんだろう?」という邪念を圧倒的なやり込み要素で吹き飛ばした個人的思い入れナンバーワンの名作です。かなりクセが強い操作に慣れたときの達成感といったら半端ないですね。

第2位『スーパーマリオブラザーズ』

発売日:1985年9月
発売元:任天堂
価格:4800円

 誰もが楽しめるし、それなりにやり込めばクリアもできます。クリア後もタイムアタックなどの“縛り”を設けて遊べば、上級者でもいつまでも楽しめるゲームですね。僕は、無名ながら『アメトーーク! スーパーマリオ芸人』に出してもらったり、『お願い!ランキング』で「スーパーマリオ世界記録」に挑戦するほど、得意なゲームでもありますが、これは家族が誰も居ない部屋で、やりまくっていた賜物でしょうね。

第3位『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』

発売日:1988年12月
発売元:カプコン
価格:5800円

 1作目も傑作ですが、2作目はそれを大きく超えてきましたね。ファミコンのロックマンシリーズでは一番売れました。操作性が抜群で、自分の分身のごとく動かせます。各ステージごとの音楽も素晴らしいですね。ボスを倒すごとに特殊武器が手に入りますが、これらを駆使しても難易度はかなり高いです。僕のようなゲームが上手い人には、やり応えのあるゲームです。

第4位『スパイVSスパイ』

発売日:1986年4月
発売元:コトブキシステム
価格:4900円

 対コンピュータではなく対人なら、永久に楽しめるゲームですね。もちろん、今でも十分に遊べます。同じ建物で、相手の動きを見ながらアイテムを取り合い、罠を仕掛け合います。相手に出会ったら殴り合いとなるアクション要素満載の設定です。今だと、複数対戦とかオンラインとか新しい形でもぜひやりたい。様々なハードでリリースされていますので、密かに期待していますね。

第5位『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』

発売日:1990年10月
発売元:テクノスジャパン
価格:6200円

 操作が難しくて女子には敬遠されましたが、男子なら誰もが楽しめた複数対戦ゲームですね。PCエンジンで5人対戦モードが普及するまでは、3人以上の対戦といえば『ダウンタウン熱血行進曲』というのが定番でした。ファミコンではなかなかマルチタップが普及しなかったため、ジョイカードのみの3人対戦が主流だったのがもったいないですね。僕は熱血高校のすがたの“爆弾パンチ”が好きでした。

 関東圏では6月19日から、全国では22日から発売される『ファミコンに育てられた男』。「神ゲー」に興奮させられたことのある人は、手にとってみてはいかが。

フジタ
1977年7月21日、東京都出身。ファミコン芸人。幼少期からゲームにハマり、これまで購入したゲームは3万本以上。高校を中退して、お笑い芸人の道へと進み、今はゲームの知識を生かして活動している。最近は、ユーチューブにも動画をアップしている他、ゲーム好きのファン向けに「フジタ宅ツアー」を行うなど、活動を多彩化している。