何気に重要なアイテム…!?『葬送のフリーレン』に登場する“聖杖の証”とは一体何なのかの画像
アニメ『葬送のフリーレン』一級魔法使い試験編キービジュアル (C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

 原作:山田鐘人氏、作画:アベツカサ氏による『葬送のフリーレン』(小学館)。これまでに2期にわたって放送されたアニメも大好評で、2027年10月には第3期「黄金郷編」の放送を控えている。

 物語が進むにつれて、作中ではさまざまな真実が明かされているが、いまだ解明されていない謎も多い。特に世界観の根幹にかかわる「女神様」や「魔王」などについては不明な点が多く、それに付随する事柄も謎に包まれている。

 その1つに、フリーレンがかつてヒンメルたちに自慢してみせた錆びた首飾り、「聖杖の証」がある。これは一部の魔法使いたちの間では伝説のアイテムとして知られているが、その入手経緯や意味するところは詳しくは分かっていない。そこで今回は、物語の重要アイテムかもしれない「聖杖の証」について掘り下げてみよう。


※本記事には漫画『葬送のフリーレン』の未アニメ化部分の内容を含みます。未読の方、アニメ派の方はネタバレにご注意ください。

■聖杖の証の所持者は誰なのか

 聖杖の証とは、分かりやすく言えば「大魔法使いの証」である。一級魔法使いのゼンゼとゲナウによる「彼女は聖杖の証を持っていたらしい」「…最後の大魔法使いか」という会話から、そのことが浮かび上がる。

 ただし、それ自体に特殊な効果があったり、所有することで強力な魔法が使えるようになったりするわけではないようだ。しかも知名度も低いらしく、フリーレンは自慢げに見せるものの、その存在を知らない者がほとんどである。

 フリーレンがいつ、誰からどのようにしてこの証を渡されたのかは明かされていないが、かなり昔から所有しているのは間違いない。一部の人間にはその価値が知られており、一級魔法使いのレルネンはそれを目にした際、驚きを隠せなかった。

 この聖杖の証は、フリーレンが所有している1つだけではない。エルフの大魔法使い・ミーヌスの遺品として登場したことで、フリーレン以外にも所有者がいたことが判明する。さらにその際、帝国の傭兵であるシュリットの「現存する三人の大魔法使い」という発言から、「大魔法使い=聖杖の証を所持する可能性がある者」が少なくとも3人は存在することも分かった。

 そのうちの1人として最有力なのはゼーリエであろう。彼女は自らを「大魔法使いゼーリエ」と称し、自他ともに認める偉大な魔法使いだ。神話の時代から生き、大陸魔法協会のトップに君臨していることからも、大魔法使いという自己評価に疑う余地はない。彼女が聖杖の証を持っているかどうかは明言されていないが、その可能性は非常に高いように思える。

 先述のミーヌスは、南側諸国で終わりなき戦乱をもたらしたことで「大逆の魔女」という異名を与えられた魔法使いだ。彼女が反逆行為に及んだ理由は不明で、辺境の小国の名も無き戦士に討ちとられている。謎に満ちた魔法使いだが、並の存在ではなかったことはたしかだろう。

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