■往年のスパロボファンのトラウマ! 脳裏に刻まれた「異次元級の強さ」
スパロボシリーズを代表する「トラウマ級のボス」として、往年のファンの間で語り継がれているのが、『第3次スーパーロボット大戦』(1993年発売)の隠しボスであるネオ・グランゾンとパイロットのシュウ・シラカワだ。
ネオ・グランゾンは、まさに完全無欠に近いスペックを誇るが、特にとんでもないのが圧倒的な耐久力だ。通常のラスボスの装甲が1000なのに対し、隠しボスであるネオ・グランゾンの装甲はなんと1600。ただでさえダメージが入らないうえ、HPはこの当時のボスとしては驚異的な65000もある。さらに防御効果が高まる暗礁空域に移動されると、鉄壁の存在となる。
リアル系ユニットの攻撃ではダメージが通りにくく、HP回復(大)の特殊能力まで持っているので、ちょっとやそっとの攻撃では意味がない。
効率よくダメージを与えるためにはスーパー系の圧倒的な火力が必要なのだが、このマップは敵がネオ・グランゾンと2機のヴァルシオンだけなので、敵を倒して気力を上げることもままならない。必然的に精神コマンドの「気合」を多用することになり、ダメージアップのための精神コマンド「熱血」や「魂」はなかなか使えないのだ。
それらの理由から、昔からのスパロボファンにとって『第3次スーパーロボット大戦』のネオ・グランゾンの強さは語り草になっている。
近年リリースされた『スパロボ』作品は、かなり遊びやすく難易度も調整されていたので、プレイヤーのトラウマとなるほど猛威をふるった真の強敵といわれてもピンとこないかもしれない。
そこである程度『スパロボ』というゲームに慣れてから、機会があれば『旧シリーズ』や『スパロボFシリーズ』などの古めのタイトルにも触れてみてほしい。
中には高難易度の枠を飛び越えて、理不尽に感じるほどの強敵もいるはずだが、それも含めてスパロボシリーズの醍醐味といえるのかもしれない。


