■驚異のポテンシャルを秘めた世界の破壊者「バーンディ・ワールド」
2014年放送のテレビスペシャル『ONE PIECE "3D2Y" エースの死を越えて! ルフィ仲間との誓い』に登場したバーンディ・ワールドは、通称「世界の破壊者」と呼ばれた伝説の海賊である。
30年前にインペルダウンのLEVEL6に収監されたものの、黒ひげによるインペルダウン襲撃時の混乱に乗じて脱獄。投獄されていた30年間は氷漬けにされていたこともあり、実年齢は78歳ながら見た目は40代程度と若々しい。
「触れた物体の大きさ」と「自分自身の速度」を最大100倍まで増幅させる「モアモアの実」の能力者。劇中では、モアモアの実の能力で強化した母船の大砲一撃で、島を跡形もなく消し飛ばすという、まるで古代兵器のような圧倒的な威力を披露している。
30年前、ワールドに恨みを持つ海賊と海軍の連合軍に襲われ、さらに部下だと思っていた諜報機関サイファーポールの潜入工作員の裏切りもあって捕縛される。そのままLEVEL6で氷漬けにされ、ずっと幽閉されていた。
黒ひげ海賊団の襲撃に乗じてインペルダウンを脱獄後、かつての仲間を再び集めてワールド海賊団を結成。世界政府への復讐のため、各地の島や海軍艦隊を次々に破壊する。
そしてボア・ハンコックを利用すべく、その妹2名を人質に取り、救出に現れたルフィを初戦でダウンさせるほどの実力を見せつけた。
しかし、2度目の対決では武装色の覇気を自らのものにしたルフィに押されて敗北。そこに現れたサカズキ率いる海軍艦隊に自身の能力を用いて応戦しようとするが、ミホークの剣技によって防がれ、その場で気を失った。なお、その後の描写はないので、海軍に捕縛されたのか、それとも仲間の手で逃げ切れたのかは不明となっている。
■ルフィも単独では勝てなかった強者「ダグラス・バレット」
2019年公開の劇場版第14作『ONE PIECE STAMPEDE』に登場するダグラス・バレットは、海賊王ゴール・D・ロジャーが率いた「ロジャー海賊団」の元船員である。
ロジャーの後継を指す「"鬼"の跡目」と呼ばれたほどの実力者で、覇王色の覇気をはじめとする3種の覇気を自在に操る。「最悪の世代」の海賊たち全員を相手に、生身の状態で1人で渡り合うほどの桁外れの強さを持つ。
さらに超人系悪魔の実「ガシャガシャの実」の能力者で、あらゆる無機物を分解・結合し、武器や装甲へと自在に変化させることができる合体人間。超巨大な合体状態では、島を割るほどのパワーを誇り、能力の規模も規格外である。
劇中、海軍のスモーカーやたしぎから「LEVEL6最悪の脱獄囚」と評されており、映画序盤に描かれた黒ひげ襲撃による脱走時、ジーザス・バージェスが彼を勧誘しようとしたが、事情を知っていたらしき黒ひげが「あいつだけはやめとけ」と言ったほど。
脱獄後は祭り屋で知られるブエナ・フェスタと手を組み、偶然手に入れたラフテルへの永久指針(エターナルポース)を利用して、全世界の海賊や海軍を巻き込む大海賊祭り「スタンピード」を開催。ロジャーすら成し得なかった「世界最強」の称号を手にしようと目論み、各勢力を集めての決戦を行う。
小細工無用のシンプルな強さは、ギア4の状態のルフィをあしらうほど。その後、再び挑んできたルフィに敗れはしたが、陣営を超えた協力やメンバーの助力がなければ、当時のルフィ1人では絶対に勝てなかった恐るべき相手である。
今回紹介したメンバーは、いずれも劇場版やゲームなどのメディアミックス作品で描かれた強者ばかりであり、原作本編ではほとんど触れられていない知られざる大物ぞろいだ。
とはいえ、インペルダウンのLEVEL6に収監されていたという事実だけでも、彼らの恐ろしさを物語っており、そんな猛者が世に放たれたのは間違いない。また、優秀な人材確保にいそしむ黒ひげですらパスしたほどの実力者も含まれており、そこからも、いかにヤバい相手なのかが分かるだろう。
ちなみに、現在のインペルダウンのLEVEL6には、かつて王下七武海だったドンキホーテ・ドフラミンゴが投獄されている。時折、監獄内にいるドフラミンゴも描かれているため、重要な局面に再び彼が表舞台に現れるという展開も十分考えられるだろう。


