■充は咲子を誘導している?

 また第4話後半では、咲子のもとに充からと思われる手紙が届くという展開があったが、この手紙に書かれていた「洗濯機のフィルター」も第1話からの要素である。

 手紙には差出人の名前も住所も書かれていなかったが、「洗濯機のフィルター」に触れていることから、充から送られたものであることが明白となった形だ。消印は「南千須」で、充がバス車内に置いていったスマホのメモ帳に残されていた住所と同じ場所だった。

 これについては、「咲子が来るようにわざと手紙出したり、住所のメモ残したりしてるよね」「スマホに住所残してたのってわざと? スマホ置いて失踪したのも見られるの前提?」と考察する視聴者もいた。

 たしかに、充は行方不明前後、あずさと会っていたコインランドリーを咲子に教えたり、店に電話をかけた際に咲子が出ても無言で切らず「ごめんね」と伝えたりと、謎の行動をとっている。スマホや手紙の件も合わせて考えると、姿をくらましたいにしては不審な点が多い。ゆえに、何か考えがあっての行動……ととることもできるだろう。

 そんな視聴者の疑問に応えるように、第4話ラストではついに、咲子が南千須のとある住所を実際に訪れる場面が描かれた。インターホンを鳴らし、出てきた何者かに向かって咲子が口にしたのは、「充さんはご在宅でしょうか」という言葉だった。

 一見、何気ない問いかけだったが、SNSには「ご在宅でしょうかって聞いたのなんで?」「ご在宅でしょうかってそこに住んでる人を尋ねる時でしかないよね」「やはり実家?」と考察が次々とあがっていた。“ご在宅”という言葉が気になっている視聴者が多いようだ。

 ここで充本人には出会えないにしても、何らかの新情報が明かされることは間違いない。そうなれば、謎に包まれた充の真意も少しずつ明らかになっていくだろう。

 

 第5話では、事故から約1年後にまで時間が進み、「第2章」に突入するという。次回予告では「教会の施設」といった気になるワードも登場し、充やあずさの過去がまた明らかになっていくのかもしれない。今後もまた見逃せない意味深描写が続きそうだ。

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