可憐なのは見た目だけ…剣術に銃の早撃ちも!? 『銀河鉄道999』メーテルが敵を無双した「ガチ戦闘シーン」の画像
『さよなら銀河鉄道999-アンドロメダ終着駅』4Kリマスター版(C)松本零士・東映アニメーション (C)東映アニメーション

 松本零士さんの不朽の名作『銀河鉄道999』において、主人公の少年・星野鉄郎を優しく導くのが謎多き美女・メーテルだ。彼女は、その美貌と包容力で“永遠のマドンナ”としてファンを魅了し続けているが、実は並外れた戦闘スキルを持つ“超・武闘派”としての一面も持っている。

 作中、鉄郎が絶体絶命のピンチに陥った際、メーテルがすぐに駆けつけ、圧倒的な戦闘技術で敵を倒すシーンが数多く描かれている。今回は、そんなメーテルが鉄郎を守るために凄まじい戦闘スキルを披露した、驚きの無双シーンをピックアップして紹介しよう。

 

※本記事には作品の内容を含みます。

 

■剣の腕前は超一流! 偽クイーン・エメラルダスとの戦い

 メーテルの戦闘シーンは多々あるが、特に美しく華麗な戦いを見せてくれたのが「海賊船クイーン・エメラルダス」の剣術対決だ。

 このエピソードで999号は、海賊が出没する危険な領域を通過するために装甲車両を連結する。しかし、圧倒的な火力を持つクイーン・エメラルダス号にあっさりと破壊され、鉄郎とメーテルは捕らえられてしまうのだ。

 メーテルたちを捕らえたのは女海賊・エメラルダスを装ったアンドロイドだった。その目的は、病床にある本物のエメラルダスに代わり、メーテルの生身の体を奪い取ることだった。

 メーテルは偽エメラルダスに一度はわざと負けてみせるものの、その後は見事なサーベルの腕前を披露。偽エメラルダスのマントを剥ぎ取り、その正体をあらわにした。最終的に偽エメラルダスは、鉄郎の戦士の銃によって倒されるのである。

 心得がなければ到底扱えないであろうサーベルを見事に使いこなし、宇宙最強の女海賊の影武者を圧倒したメーテル。ただし「もっともエメラルダスが元気だったら私はただじゃすまなかったけど……」とも口にしており、もしも宇宙最強の女性同士の戦いが実現していたら、どのような結末を迎えていたのかも、いちファンとしては気になるところだ。

■時間城でキャプテン・ハーロックとの果し合い!?

 女海賊エメラルダスの次は、宇宙最強の男と名高いキャプテン・ハーロックとの戦いを紹介したい。ただし、このエピソードでもメーテルが戦ったのは本物のハーロックではなく、彼を装った偽物だった。

 「時間城の海賊」のエピソードにて「惑星ヘビーメルダー」に降り立ったメーテルは、鉄郎を置いて「時間城」へと向かう。

 この時間城の主は、かつて人間だったころは夢と希望に満ちあふれた若者だったが、機械の体になってからはメーテルと旅する若者や人間を数多く手に掛けてきた。そして今では勝手にハーロックの名を騙り、時間城を操る主として君臨しているのである。

 そんな偽ハーロックと対決するため、メーテルは単身時間城に乗り込み、サーベルでの一騎打ちに臨む。あとから駆けつけた鉄郎にも、「手助けはいらないわ、鉄郎見てなさい」と言って、1人で偽ハーロックと対峙した。

 メーテルは見事な剣さばきで相手の服を引き裂き、機械化された体の一部を露出させる。追い詰められた偽ハーロックは、鉄郎を時間城の外に突き落とし、時間の流れの世界に漂わせる。それに激怒したメーテルは「私は鉄郎のためにあなたを殺す!!」と偽ハーロックに迫った。

 その凄まじい気迫に押され、それまで強気だった偽ハーロックは「よせ… よしてくれ、メーテル!! 本気じゃないんだろ? やめてくれ!!」と命乞いを始めるのである。

 卓越した剣術を見せただけでなく、自分の信念を貫いて、じりじりと偽ハーロックを追い詰めたメーテル。その姿からは、彼女が内に秘めた激しい情念と戦士としての強さがにじみ出ていた。メーテルの圧倒的な戦闘技術と、相手を精神的に追い詰めるほどの恐ろしい気迫が伝わってきたエピソードだ。

  1. 1
  2. 2
  3. 3