MAPPA設立15周年!『進撃の巨人』『呪術廻戦』『チェンソーマン』だけじゃない…知る人ぞ知る「傑作オリジナルアニメ」の画像
TVアニメ『体操ザムライ』公式Xより ©「体操ザムライ」製作委員会

 『進撃の巨人』『呪術廻戦』『チェンソーマン』など、日本のアニメ史に残る数々の名作を手掛けてきた制作会社MAPPA。今年で設立15周年を迎え、同社による圧倒的な映像表現と迫力あるアクションシーンは、国内外で高い評価を得ている。

 そんなMAPPAは、原作の魅力を存分に引き出すことに定評があるが、実は自社制作のオリジナルアニメにも話題作が多い。これまで挑戦的な題材や個性的な映像表現で、アニメファンの記憶に残る作品を数多く生み出してきた。

 そこで本稿では、MAPPA制作のオリジナルアニメの中でも、隠れた名作と呼び声の高い3作品を振り返ってみたい。

 

※本記事には各作品の内容を含みます。

■豪華スタッフ陣が手掛けた重厚なサスペンス『残響のテロル』

 最初に紹介するのは2014年に放送され、第18回文化庁メディア芸術祭で審査委員会推薦作品に選出された『残響のテロル』。音楽は渡辺信一郎さんと菅野よう子さんという『カウボーイビバップ』コンビが手掛け、『ふしぎの海のナディア』などで知られる中澤一登さんがキャラクターデザインを担当。この豪華な制作陣は、アニメ放送前から大きな話題となった。

 東京で発生した爆破テロ事件をきっかけに、「スピンクス」と名乗る2人の少年・ナイン(九重新)とツエルブ(久見冬二)、そして彼らの共犯者になる道を選んだ少女・三島リサの運命を描いたサスペンス作品。

 派手なアクションだけでなく、テロという重いテーマを真正面から描いた挑戦的な内容も高く評価された。謎解きや爆破予告、警察との頭脳戦という息つく間もない展開の中で、テロリストとして追われるナインとツエルブの悲しい過去と行動理由が明らかになっていく。

 SF・ミステリー・青春群像劇といった要素を巧みに構築し、善悪だけでは割り切れない重厚なテーマをはらんだストーリーは大きな反響を呼んだ。実在する東京の街並みを緻密に再現した映像美も注目を集め、現在でもMAPPAを代表する名作として愛されている。

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