■リ・ガズィのルーツともいえるプロトタイプの1つ

 虎哉孝征氏によるコミック『機動戦士ムーンガンダム』(KADOKAWA)には、リ・ガズィのプロトタイプの1機ともいえるモビルスーツ「リガズィード(RGZ-91X)」が登場。リ・ガズィが制式採用される過程で生まれた機体の1つであり、劇中ではアムロ本人が設計に携わったとされていた。

 しかしアムロの求める要求が高かったため、コストがかかりすぎることを理由に制式採用は見送られたが、無理を通して試作された1機がアムロの元に届けられた。

 そしてリ・ガズィの理想形(ideal)という意味を込めて「リガズィード(Re-GZID)」と名付けられている。

 リガズィードはバックパックが換装可能となっており、Zガンダムのようなフライングアーマーを装備した完全な可変機として運用できるほか、リ・ガズィと同様にバック・ウェポン・システムを装備した半可変機としても活用できる。

 劇中ではアムロの乗機となるはずだったが、愛機シータプラスを失ったロンド・ベルのサフィラ・ガードナー中尉に託された。その際、シータプラスの武装だったレドーム付きのハイパー・メガ・カノンがリガズィードに継承され、圧倒的な長射程によるビーム攻撃で高い戦闘力を示している。


 今回はリ・ガズィのプロトタイプや、後継機などのバリエーションを振り返ってみた。映画『逆襲のシャア』でリ・ガズィは、序盤のアムロの搭乗機であり、Zガンダムの量産化というコンセプトも相まって気になっていた人も多いはず。

 そして『閃光のハサウェイ』3部作の完結編で、リ・ガズィ・カスタムの活躍シーンが描かれるのかも注目したいところだ。

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