ドッキングすることで性能アップ!歴代『ガンダム』ロマンあふれる「合体サポートメカ」 スーパーガンダムにGファルコンDX、ダブルオーライザーも…の画像
ガンプラ「PG 1/60 ダブルオーライザー」(BANDAI SPIRITS) (C)創通・サンライズ

 多種多様なメカが登場する『ガンダム』シリーズ。異様なまでの巨体を誇るモビルアーマーや、変形機構を備えた可変機などファンを魅了する機体は多岐にわたる。

 その中で『ゲッターロボ』や『超電磁ロボ コン・バトラーV』のような、いわゆる合体メカはあまり目立っていないように見える。だが、そもそもアニメ『機動戦士ガンダム』の主人公機であるガンダム(RX-78-2)も、AパーツとBパーツ、及びコアファイターが合体して完成する合体ロボの要素がある。

 そして、「サポートメカとの合体」によるパワーアップというロボットアニメ定番の演出もシリーズには登場。『機動戦士ガンダム』のテレビアニメ版には「Gメカ」と呼ばれるサポートメカが存在し、ガンダムとドッキングすることでさまざまな形態をとることが可能だった。

 そこで今回は、歴代『ガンダム』シリーズの中でサポートメカとの合体によって強化される印象的な機体を紹介。どのようなパワーアップを遂げたのか、劇中での活躍も合わせて振り返ってみたい。


※本記事には各作品の内容を含みます。

■ガンダムMk-IIに機動力と火力向上をもたらした可変戦闘機「Gディフェンサー」

 アニメ『機動戦士Zガンダム』には、Gメカのコンセプトを継承して開発されたサポートメカ「Gディフェンサー」が登場。ガンダムMk-IIとGディフェンサーがドッキングすることで輸送形態の「Gフライヤー」、モビルスーツ形態の「Mk-IIディフェンサー」、通称スーパーガンダムとなる。

 グリプス戦役時、ティターンズが投入する可変モビルスーツ群による高速戦闘に対応するために、アナハイム・エレクトロニクス社が急ごしらえで開発。このサポートメカと合体することによる機動性や火力の向上を実現した。

 その合体構造は非常にシンプルで、変形したGディフェンサーの下部スペースにガンダムMk-IIを収納するのみ。比較的短時間で合体・分離が可能だった。

 ガンダムMk-IIは、ティターンズやアクシズの最新鋭機が台頭すると性能不足は否めなかったが、このGディフェンサーとの合体による性能向上もあってグリプス戦役の終盤までエゥーゴの主力機として活躍。

 ヤザン・ゲーブル率いるハンブラビ隊と戦った際は、数的不利の状況でありながら、カツ・コバヤシが操縦するGディフェンサーは、エマ・シーンのガンダムMk-IIとドッキング。スーパーガンダムの形態になると、エマ・シーンはロングライフルでラムサス機を仕留め、ダンケル機の下半身も破壊して戦闘不能状態にした。

 このようにガンダムMk-IIは、Gディフェンサーと合体することで当時の最新鋭機に対抗できることを証明。なかでも主武装であるロングライフルは、Zガンダムのビームライフル以上の長射程と圧倒的な威力を示している。

■15年の時を経て実現した「Gファルコン」とガンダムタイプの合体シーン

 アニメ『機動新世紀ガンダムX』に登場したサポートメカが「Gファルコン」だ。同機はアニメ本編の15年前に行われた第7次宇宙戦争の中で、旧地球連邦軍によって開発された。

 書籍『週刊ガンダム・モビルスーツ・バイブル 89号』(デアゴスティーニ・ジャパン)によれば、第7次宇宙戦争に投入されたGファルコンは、すべてのガンダムタイプの強化を狙って開発されたが、完成しないまま終戦を迎え、残存した試作機の1機は宇宙に捨てられたという。

 そしてアニメ劇中では、反宇宙革命軍組織「サテリコン」が回収し、戦力として使用する。パイロットを務める少女パーラ・シスは、主人公ガロード・ランとその乗機「ガンダムダブルエックス」と出会い、15年の時を経て、ついにガンダムとGファルコンのドッキングが実現したのである。

 ガンダムダブルエックス自体は大戦後に開発された機体だが、もともと合体を想定していたガンダムエックスを素体としているため、Gファルコンと問題なく合体可能。合体時は「Gファルコンダブルエックス」と呼ばれ、火力と機動力が大幅に強化され、必殺の武装「ツインサテライトキャノン」のエネルギーを補填する役割も担う。

 ただし劇中では主人公サイドの戦力が不足気味だったためか、ガンダムタイプと合体せずにGファルコン単独で使用される場面も多かった。ちなみにゲームなどでは、ガンダムエアマスターやガンダムレオパルドなどとの合体形態も登場している。

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