現在、フジテレビ系にて毎週日曜日朝9時半より全話再放送中の『鬼滅の刃』。2026年6月21日には『竈門炭治郎 立志編』の第12話「猪は牙を剥き 善逸は眠る」が放送された。
任務で訪れた鼓屋敷で、鬼の血鬼術に翻弄される竈門炭治郎。屋敷の中で出会った、鬼殺隊士であるはずの嘴平伊之助(はしびら・いのすけ)は協力を仰げるタイプではなく、逆に炭治郎に刃を向けてくる。すると、そこで鼓の音がして空間が転移。そこには探していた少年・清がいた……。
※本記事には『竈門炭治郎 立志編』第12話の内容を含みます。
■炭治郎・善逸・伊之助の原点が詰まった第12話
我妻善逸は清の弟である正一とともに、大騒ぎしながらびびり散らしていた。その声のせいで鬼と邂逅してしまい、恐怖のあまり失神した善逸だったが、そこで覚醒し、目にも止まらぬ速さで鬼を討伐する。
清と妹のてる子が再会し、安心したのも束の間、鬼の響凱(きょうがい)が近づいてくる。一人で響凱に立ち向かう炭治郎は「俺が挫けることは絶対にない」と自身を鼓舞するのだった。
今回の12話では、その後の彼らのイメージとは少々異なる鬼殺隊の同期剣士3人の戦い方が印象的だった。
伊之助は、少女てる子を踏みつけにし、炭治郎を「坊ちゃん」と呼ぶと、目の前の鬼よりも殺意をあらわにする。その姿は味方ではなく、まるで敵のようだった。
また初期の善逸はとにかくうるさく、ずっと他責の言葉を吐きながら泣き続けていた。のちに善逸の代名詞となる、無意識下での「霹靂一閃」だが、この12話での善逸の戦い方に驚いた人も多かったはず。今回の放送が初見だった人もいたようで、SNSでは「原作を知らない私、初めての霹靂一閃は衝撃だった」という声もあった。
そして炭治郎は、あまりのキャッチーさにネットで話題になった「俺は長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった」という名ゼリフを披露。浅草の戦いでのケガも完治しないまま、連戦続きで心が折れそうな自分を必死に鼓舞していた。
「長男だから」という喝の入れ方は、作品の舞台である大正時代ならではだろう。「炭治郎は父親代わりでもあるもんなぁ。自分の心を叩いて叩いて鼓舞して立ち上がって来たんだろう」「漫画だとギャグ感満載だけどアニメだと真剣に言ってる感あるよね」といったコメントが寄せられた。


