■鉄華団が散った後の「希望の象徴」
アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のヒロインの1人であるアトラ・ミクスタ。彼女は主人公の三日月・オーガスそっくりな少年を育てている様子が、最終回にて描かれた。
第47話「生け贄」で三日月が、もう1人のヒロインであるクーデリア・藍那・バーンスタインに「俺の子どもも育ててくれる?」「まだできてるかは分かんないんだけど」と意味深なセリフを告げていたが、それが現実のものになったかたちだ。
最終回となった第50話「彼等の居場所」のエピローグに登場した少年の名は「暁(あかつき)」。ひと目で三日月とアトラの子だと分かる容姿をした男の子を、約束通りクーデリアも一緒に育てていた。
物語の終盤、鉄華団は反逆者の烙印を押されて粛清の対象となり、三日月はなるべく多くの仲間を生かすために戦って命を落とした。主人公が明確に死亡する展開は『ガンダム』作品の中でも珍しく、そんな彼が命がけで守り通した命であるアトラと暁は、未来へとつながる希望の象徴でもあったのである。
今回は、ガンダム作品のヒロインたちが母親となった幸せな姿が描かれた作品を振り返ってみた。そこに至るまで、さまざまな過酷な出来事があったが、次世代につながる展開が描かれたことは、視聴者や読者にとっても希望や救いになったのではないだろうか。
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