■他にもまだある瞳術

 ここまで紹介してきた三大瞳術以外にも、作中ではいろいろな瞳術が登場している。そのひとつが公式小説『NARUTO-ナルト- サスケ真伝 来光篇』にて登場し、そのアニメでも描かれた「血龍眼」だ。

 血龍眼は同小説に登場する「血之池一族」の血継限界で、使用すると写輪眼と同様に幻術を見せる。大きく違うのは狙った相手を「起爆人間」に変えて爆発させてしまう点だ。使用時には白目も含めた目全体が真っ赤に染まり、おまけに血が流れ出るため、ビジュアル的なインパクトもかなりのものである。

 そのほか、『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』に登場した「転生眼」も相当な能力を秘めている。転生眼は日向一族の先祖である大筒木ハムラが作り上げたもので、白眼の上位版のようなものである。

 映画の中では、ハムラの子孫である大筒木トネリがこの眼を使って、その凄まじい力を見せつけていた。輪廻眼の瞳術のような能力を披露したり、ナルトの「九喇嘛モード」を思わせる姿を見せたりしたほか、チャクラの剣で月を割ることまでしていたので、実に恐ろしい。

 最後に、ナルトの息子であるうずまきボルトの持つ「淨眼」についても解説しておく。これは、『NARUTO』の続編である『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』のアニメなどに登場する瞳術である。

 淨眼は白眼の亜種のような眼で、能力自体も限りなく近い。チャクラの可視化や時空間の察知、異界チャクラの感知といった見切る力に特化しているほか、まだまだ未知の可能性を秘めていそうだ。本格的な登場はアニメのみである上、詳しいことは明かされていないので、今後の展開が気になるところだ。

 

 今回解説したさまざまな瞳術のほかにも、『NARUTO』には個性豊かな忍術が数多く登場する。あまりに数が膨大すぎて大変ではあるが、それらをあらためて整理しながら作品を見直してみるのも面白そうだ。
 

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