際どい未遂のハプニングも…!? アニメ『薬屋のひとりごと』にて描かれた猫猫&壬氏の「もどかしすぎる恋模様」の画像
アニメ『薬屋のひとりごと』ティザービジュアル (C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

 謎解きエンターテインメントとして、国内外で人気を獲得しているアニメ『薬屋のひとりごと』。後宮で起こる些細な謎が壮大な陰謀へとつながるミステリーはもちろん、主人公・猫猫と彼女に想いを寄せる壬氏の「じれったい関係性」も、本作の魅力の1つだ。

 不器用すぎる壬氏と恋愛には疎い猫猫の姿にヤキモキしつつも、ときめいた人は多いのではないだろうか。そこで今回は、アニメ『薬屋のひとりごと』で描かれた猫猫と壬氏の「胸キュンシーン」を振り返っていこう。

 

※本記事には作品の内容を含みます。 

■猫猫と呼べない不器用すぎる壬氏

 壬氏の表向きの姿は、後宮で巻き起こる事件を解決する器用で優秀な宦官だ。その能力の高さは誰もが認めるところなのだが、お気に入りの猫猫のことになると、とことん不器用すぎる。中でも、猫猫の呼び方を巡るエピソードは印象的だ。

 壬氏は出会った当初から、しばらく猫猫のことを名前で呼ぶことがなかった。本人はもちろん、他の人間の前でも「薬屋」や「あの娘」、「この者」などと呼んできた。とくに彼女に好意を持ってからは、意図的に避けているようにも見えた。

 それがはっきりとしたのが、アニメ第35話にて壬氏が猫猫の主人・玉葉妃に、ある頼みごとを依頼したときのことだ。「この者を数日、返していただきたいと思いまして」。壬氏はそう言って、猫猫を遠征先に連れていきたいとほのめかす。しかし、玉葉も猫猫のことを気に入っているため、「うちの猫猫を借りたいというのね」「その娘を返していただけたら」と、彼女を巡るラリーの応酬が繰り広げられた。

 そんな中、玉葉は突然「さっきから、その娘としか言わないのね」と鋭い言葉を放つ。「猫猫のことを何て呼んでるの?」と聞かれると、大きな動揺を見せる壬氏。その理由の裏には、猫猫への好意があることは明らかだ。すべてを見抜いている玉葉にからかわれ、タジタジの壬氏にいつもの余裕はなく、ほほ笑ましく思えた。

 壬氏の気持ちを知りながら、その後30分も“猫猫の貸出”を許可しなかった玉葉と同じように、困り果てた彼の姿をニヤニヤと見守った人は多かったことだろう。ちなみに、当の猫猫は「そういや一度も名前を呼ばれたことないな、別にいいけど」と思っており、相変わらずの温度差も絶妙だった。

■洞窟内で色っぽい雰囲気に…?

 そして向かった遠征先では、追手から逃げて洞窟内で2人きり……というドキドキのシチュエーションが描かれる。

 壬氏の正体は、実は「皇帝の弟・華瑞月」なのだが、複雑な事情からその身分を隠し、宦官として動いていた。そうした背景から、本来宦官には必須の「去勢」はされておらず、生殖機能もそのまま残されている。

 壬氏は、その事実について遠征先で猫猫に明かす決意を固めていた。しかし、2人きりで森にいる時に話をしようとした瞬間、突如として銃撃されてしまう。それを避けるために滝壺へと飛び込み、洞窟に逃げ込んだ2人……。その後、気絶した猫猫に壬氏が人工呼吸を施す場面は、まるでキスシーンかのように美しく描かれており、視聴者の間でも大きな話題になった。

 そして洞窟から脱出しようとした際、ちょっとしたハプニングから猫猫が壬氏を押し倒すかたちになり、しかもうっかり股間を触れてしまうという展開が。図らずも“いろいろ”分かってしまったわけだが、やっかいごとに巻き込まれたくない猫猫は「カエルをつぶしてしまったかもしれません」ととぼけ始めた。

 この発言に挑発された壬氏は猫猫に突っかかり、売り言葉に買い言葉のすえに「確認してみるか?」と彼女を優しく押し倒す。そして壬氏がゆっくり顔を近づけ、ついに唇が重なる……と思った矢先に助けがやってきてしまうのだ。

 このキス寸前の姿に「もうちょっと救出が遅かったら」とヤキモキした人が続出したことだろう。とはいえ、この一連のシーンはかなりオトナな雰囲気が漂っており、今後の展開に期待が膨らんでしまった。

  1. 1
  2. 2
  3. 3