■かりあげクン 植田まさし
4コマの巨匠・植田まさしが送る、ブラックユーモアたっぷりのサラリーマンギャグ漫画の決定版!『ふたまん+』にて、朝と夕方の2回記事を配信。主人公「かりあげ正太」は、昭和・平成・令和と三つの時代をまたいで元気に平社員を継続中。イタズラや悪巧みに関しては天才的なヒラメキをみせるかりあげクンが、令和時代も切れ味鋭いイタズラをお届けします!
本記事は「かりあげクンデラックス-ココロに除湿器スイッチオン!」から一部抜粋・編集しました。
かさ入れ




【懐かし「昭和カルチャー」の思い出:首振りの風と青い羽根の涼 】
エアコンがまだ高嶺の花だった昭和50年代、夏の蒸し暑さをしのぐ主役といえば、お馴染みのレトロな扇風機でした。特に「ガチャン」と重たい音を立てて押す大きな風量ボタンや、涼しげな青いプラスチック製の羽根は、昭和の夏の風物詩です。お風呂上がりに、首を振る扇風機の真ん前に陣取り、回転する羽根に向かって「あーーーー」と声を震わせて宇宙人の真似をした経験は、誰もが一度はあるはず。タイマーのゼンマイが「チチチチ……」と回る音すら心地よく、あの風の中でうたた寝する時間は、何よりの贅沢でした。
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