■五老星の上に君臨する真の支配者イム

 世界の頂点と思われている五老星や神の騎士団すら従える存在であり、この世界の真の支配者といっても過言ではないイム。空白の100年の出来事をひた隠しにし、ポーネグリフを探し求める海賊やDの一族をも敵視している人物だ。

 マリージョアを襲撃したサボの話を聞いたイワンコフによれば、空白の100年の時代にて世界政府を発足させた最初の20人の王の1人が「ネロナ・イム」という名であり、現在のイムがその本人だとするなら、800年前から現在まで生き続けているということになる。

 800年前、20人の王の1人だったネフェルタリ・リリィ女王が大失態を犯したといいながら、いまだにイムは彼女に執着している様子が描かれている。

 ほかにも、リリィが世界政府の創立に関与しながら天竜人にならなかった理由や、その後のアラバスタの文献からリリィの存在が見当たらない理由など、彼女にまつわる謎も多い。

 そしてイムの存在を目の当たりにしたネフェルタリ・コブラは、世界政府によって暗殺された。現在、世界政府から狙われているビビはモルガンズに匿われているが、リリィの子孫であるビビが、物語の重要人物としてイムと関わるのは避けられそうになく、今後の展開が注目される。


 現在、連載のほうではついにイムが表舞台に姿を表し、「20人の王」に関係するエピソードも少しずつ語られつつある。そうなると「空白の100年」という物語最大の謎の全容が明かされる日もまもなく訪れるのかもしれない。

 

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