とんでもない素質、頑丈すぎる肉体…『葬送のフリーレン』アイゼンすら恐れた「戦士・シュタルクが秘める潜在能力」の画像
※画像は2026年3月25日に投稿された『葬送のフリーレン』アニメ公式X(@Anime_Frieren)のポストより

 原作:山田鐘人氏、作画:アベツカサ氏による大人気ファンタジー漫画『葬送のフリーレン』。本作は主人公のフリーレンや弟子のフェルンといった魔法使いが織り成す、鮮やかな魔法バトルが印象的だ。

 だが、忘れてはいけないのが己の肉体で戦う戦士の活躍だ。特に、フリーレンやフェルンを守るために戦う少年・シュタルクは、パーティーに不可欠な存在である。

 ふだんは臆病で頼りない印象が強いシュタルクだが、戦士としての素質は随一だ。彼は魔王を倒した勇者ヒンメル一行の戦士・アイゼンの弟子であり、彼が「とんでもない、戦士になる」と断言するほどの素質を持っている。

 今回は、フリーレン一行を力で支えるシュタルクが秘める、その潜在能力に迫ってみよう。

 

※本記事には作品の核心部分の内容を含みます。

 

■勇者一行の戦士アイゼンが恐怖した素質

 シュタルクがフリーレンやフェルンと出会ったのは、アイゼンの口添えがきっかけであった。旅の仲間に腕の立つ前衛が欲しかったフリーレンに対し、アイゼンは殴って喧嘩別れしたという弟子を推薦した。それがシュタルクである。

 ところが、実際にフリーレンがシュタルクと話してみると、彼は臆病で魔物との戦闘経験もない素人だった。たまたま通りがかった村で紅鏡竜と戦った際も「怖くて一歩も動けなかったんだよ!!」と泣きわめくほどで、ふだんは穏やかなフェルンですら「こいつは駄目です」と冷たい目を向けた。後に良い関係になる2人の第一印象が最悪だったのは、なかなか面白い点だ。

 仲間を守る戦士には到底向かないと思われたシュタルクを、なぜアイゼンはフリーレンに推薦したのか? その答えは、シュタルクが再び紅鏡竜と戦う時に明かされた。アイゼンが喧嘩別れの際にシュタルクを殴った理由は、彼が秘めた潜在能力に恐怖を覚え、とっさに手が出てしまったというのだ。

 その師匠の言葉を証明するかのように、シュタルクはあれほど怖がっていた紅鏡竜を斧の一閃であっさり葬ってみせた。勇者一行の最強戦士を恐れさせたシュタルクの計り知れない可能性に、ワクワクした読者も多かったのではないだろうか。

■体に風穴が空いてもすぐ元気に! 尋常ではない耐久力

 『葬送のフリーレン』の世界において、戦士というのは敵から仲間を守るために先陣をきる前衛だ。敵の攻撃を集中的に受けるポジションを担うため、攻撃力以上に防御力が重要となる。

 アイゼンの太鼓判をもらったシュタルクもまた、ずば抜けた防御力を誇る戦士だ。斧を使う魔族・リーニエと戦った際、無防備にさらした胴体に全力の斧を突き立てられても刃が体に食い込まず、わずかに出血する程度で済んでいる。

 決してリーニエが非力なわけではない。むしろ彼女は「模倣する魔法(エアファーゼン)」でアイゼンの動きを完璧にコピーした強敵であったが、シュタルクは「全然重たくねぇや」と笑ってみせた。

 四刀流の魔族・神技のレヴォルテと戦った時も凄い。一級魔法使い・ゲナウとのタッグで辛勝するも、シュタルクは腹に風穴が空くほどの重傷を負ってしまう。常人なら死ぬか、あるいはしばらく動けない大ケガであるにもかかわらず、彼はほんの数日で元気に腕立て伏せをするほどに回復した。この驚異的な回復力には、思わずフェルンも「もしかしてシュタルク様って化け物だったのでしょうか…」と辛辣なことをつぶやいたほどだ。 

 師匠のアイゼンは戦士の戦いについて「最後まで立っていた奴が勝つんだ」と語っている。その点でいえば異常なほど頑丈なシュタルクは、戦士として文句なしの資質を持っているといえよう。

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