現在、フジテレビ系にて毎週日曜日朝9時半より全話再放送中のアニメ『鬼滅の刃』。2026年4月26日には、『竈門炭治郎 立志編』第4話「最終選別」が放送された。
第3話にて、鱗滝左近次の課した岩を斬る試練を錆兎や真菰の協力もあり、半年かけてクリアした炭治郎は、ついに鬼殺隊に入るための最終選別に向かう。
向かった最終選別の試験内容は、生け捕りにされた鬼たちが閉じ込められているという、一年中藤の花が咲く「藤襲山」にて、1週間生き延びるというものだった。
■鱗滝の思いが仇に……第4話で明かされた悲しい運命
藤襲山にて、出くわした鬼を2体倒した炭治郎は、大型の異形の鬼に追われていたひとりの隊士候補を助けるが、その鬼はかつて錆兎と真菰の命を奪った鬼だと知る。そして炭治郎は「水の呼吸」を使って、その鬼の首を斬るのであった。
この回では、炭治郎が錆兎との修行のおかげで“隙の糸”の匂いがわかるようになったり、“水の呼吸”を初めて使ったりと、ようやく『鬼滅の刃』の戦闘らしくなってきた印象だ。
特に、大きな体に無数の腕を持つ「手鬼」は『鬼滅の刃』に登場する鬼の中でもかなりインパクトのある見た目で、その戦闘シーンでの動きはこれまでにないほど豪快だった。
また、手鬼がかつて自分を捕えた鱗滝左近次に恨みを持つあまり、彼の弟子であることを示す厄除の面をつけている隊士候補を積極的に襲っていたという事実は衝撃的。シルエットだけの描写だったが、手足を裂かれる真菰や、頭部を握りつぶされる錆兎の姿は痛々しかった。
当人(鱗滝)はそのことを知らなかったので無理はないが、毎回愛する弟子に生き延びてほしいという思いで渡していた手作りのお面が、結果的に鬼の目標になったのは悲しい……。
しかし錆兎が生きていたら炭治郎は呼吸が使えず、そもそも最終選別にも行けなかったかもしれないと思うと、すべては数奇な運命である。後の『柱稽古編』で明らかになるが、冨岡義勇は最終選別で初手に遭遇した別の鬼との戦闘でお面が割れており、そのおかげで手鬼のターゲットにされなかったようだ。そういう意味でも、運や偶然の巡り合わせも鬼殺隊の実力のうちということなのかもしれない。


