■豪華すぎる朝ごはんがうらやましい…

 さて、『鬼滅の刃』ではおにぎりや麺類、甘味の登場が多い気がするが、「刀鍛冶の里編」第1話「誰かの夢」ではかなり豪華な食事が出ていた。

 刀鍛冶の里で出てくるご飯は、夕食も天ぷらに焼き魚、松茸ご飯と高級旅館レベルのご馳走だったが、炭治郎が食べていた朝食も、朝から元気を出すのにぴったりな品数の多さ。焼き魚、天ぷらをはじめとして、煮物に卵、味噌汁、ご飯、とろろ、漬物などなど。しかも山菜は近くの山で採れたもの、魚も朝、川で捕ってきたばかりらしい。

 これだけもてなされると、もう二度と里から出たくなくなりそうだ。

 最後は「柱稽古編」第6話「鬼殺隊最強」で炭治郎が隊士たちに振舞ったおにぎり。これまでいろんな料理を作中で食してきた炭治郎だが、本人の料理のレベルもかなり高い。

 「料理は火加減」とドヤ顔をする炭治郎は、炭焼き小屋の息子らしく米を炊くのがうまい様子。おにぎりの形はきっちり三角形、稽古で体を酷使したからと塩分も多めにしてくれている。さらにはそのおにぎりに味噌を塗って焼く味変まで……。隊士たちは「お袋の味だなぁ」と涙を流しながら、ありがたがっていた。

 

 『鬼滅の刃』の食事シーンで特筆すべきは、料理から立ち上る柔らかな湯気のリアルさ、料理への細かい描き込み、そして、それを食する登場人物たちの息遣いの芝居だろう。これによって、食事という営みがよりリアルに感じられる。再放送視聴の際は、随所で登場する美味しそうな食事にも注目してみてはいかがだろうか。

 

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