ブレイク前でも光る存在感!実は『セーラームーン』ミュージカルに出演していた「人気女優」たちの画像
多部未華子 写真/ふたまん+編集部

 2026年4月4日、東京・品川プリンスホテル クラブeXにて『美少女戦士セーラームーン』の新シアター「美少女戦士セーラームーン -Shining Theater Shinagawa Tokyo-」がオープンした。

 これは2019年に東京・麻布十番で人気を博した「美少女戦士セーラームーン -SHINING MOON TOKYO-」を受け継いだ新たなエンターテインメント空間で、セーラー10戦士がオリジナルストーリーを繰り広げる華麗なステージや、キャストによるグリーティング、オリジナルドリンクなどが楽しめる。

 ステージでは撮影可能な時間もあり、訪れたファンがSNSに投稿した動画からは、キャラクターの再現力の高さやステージのクオリティ、ダンスの華やかさなどがうかがえ、瞬く間に大きな話題となった。

 『美少女戦士セーラームーン』の実写化作品には、2003から2004年に放送された特撮実写ドラマ、1993年から2005年まで上演されたバンダイ制作によるミュージカル、2013年から2017年まで上演されたネルケプランニング制作によるミュージカル、2018年から上演された乃木坂46によるミュージカルなどがあり、様々な形で多くのキャストがセーラー戦士を演じてきた。

 実写版といえば、ドラマで北川景子さんがセーラーマーズを演じたことが今でもたびたび話題に上がるが、実は『セーラームーン』のミュージカル、通称『セラミュ』にも、今をときめく多くの人気女優が出演していたことは意外と知られていない。

 

■セーラー戦士に悪役、タキシード仮面も豪華な顔ぶれ

 まずは、実力派女優としてその名を知られる多部未華子さん。彼女は2003年から2004年にかけて、2代目セーラースターヒーラー/夜天役でセーラー戦士を演じていた。夜天は、人気少年アイドルグループ「スリーライツ」のメンバーであり、その正体は謎の3人組セーラー戦士「セーラースターライツ」の一員という役どころである。

 多部さんの演じる夜天は涼やかな目元が中性的で、似合わせるのが難しそうな銀色のウィッグもぴったりだった。ミュージカルではキーボードを手にスリーライツで歌うシーンや、オリジナル要素としてコントタイムもあり、ファンを楽しませた。

 悪役を演じた意外な有名女優もいる。1995年から1996年にかけて、木村多江さんも『セラミュ』に出演していたのだ。彼女が演じたのは、第4部「デッド・ムーン編」に登場する悪の組織「デッド・ムーン」の幹部「アマゾントリオ」の1人、フィッシュ・アイだ。彼女がこの役の初代キャストだった。

 アマゾントリオはいわゆる“オネエ言葉”で喋る3人組の美青年で、原作では全員男性だが、ミュージカルの初代キャストではホークス・アイとフィッシュ・アイを女性が演じた。

 アニメ版では男性声優の石田彰さんがお茶目に演じ人気を博したフィッシュ・アイ。3人の中では最も女性的なビジュアルで、時に蠱惑的な姿も見せる。ミュージカルでは地場衛に恋をし、最終的にはセーラームーンに味方をして粛清されてしまう切ない役どころだった。

 木村さんは美しい声の持ち主だが、劇中で見せた歌のうまさには驚かされた。フィッシュ・アイとして、悪役としての強さと内面の葛藤を見事に演じていたのが印象的だ。

 さて、先述の通り、2018年からは『美少女戦士セーラームーン25周年プロジェクト』の一環として乃木坂46によるミュージカルが行われたが、実は本作には白石麻衣さんも出演したことがある。

 スペシャル映像での友情出演という形ではあるが、2018年、2019年に、うさぎの前世の母であるクイーン・セレニティとして君臨したのだ。妖精のような輝く羽と純白のドレスをまとった荘厳な姿は、まさに美しき月の女王そのものであり、多くのファンを魅了した。

 ちなみに『セラミュ』は、ネルケプランニング版以降はオール女性キャストで行われているが、バンダイ版には男性も出演していた。男性は主にタキシード仮面や敵幹部を演じているが、実はこのキャスト陣もなかなか驚くメンツ揃いである。

 初代タキシード仮面を演じたのは、当時ジャニーズJr.だった佐野瑞樹さん。1999年から4代目タキシード仮面を演じたのは、『仮面ライダー剣』の仮面ライダーギャレン/橘朔也役で知られる俳優・天野浩成さん。2001年に6代目タキシード仮面を演じたのは、現在数多くのミュージカルに出演する浦井健治さんだった。浦井さんは『デスノート THE MUSICAL」の夜神月役などで知られ、2026年に公演を控える『舞台「鬼滅の刃」其ノ陸 柱稽古・無限城 突入」では童磨役での出演も決まっている。

 そして、2003年に7代目タキシード仮面を演じたのが城田優さんだ。当時17歳だった彼にとって、本作が俳優としてのデビュー作となった。こうしてあらためて振り返ってみると、いかに豪華なメンバーがこの作品にかかわってきたかがわかる。

 

 今もミュージカルや映像作品で活躍する俳優が多く出演しているのも、『セラミュ』のクオリティが高いと言われるゆえんだろう。「美少女戦士セーラームーン -Shining Theater Shinagawa Tokyo-」のステージに立つキャストの中からも、未来のスターが誕生するかもしれない。

 

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