2026年3月31日に発表された「全世界“ガンダム”総選挙2025」の結果で、全世界ランキングの第5位にランクイン、各言語ごとの結果では「簡体字」と「韓国語」の言語圏で第1位に輝いたのが「マイティーストライクフリーダムガンダム」だ。
同MSが登場したのは、2024年1月26日に公開された劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』でのこと。そこで明らかになった主人公のキラ・ヤマトとラクス・クラインが複座運用する設定や、劇中での圧倒的な強さも加味しての人気ぶりだと思われる。
そこで今回は、マイティーストライクフリーダムガンダムというシリーズ屈指の最強機体を掘り下げながら、劇中でのエモーショナルだった部分をあらためて振り返ってみたい。
※本記事には『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の内容を含みます。
■神々しいホワイトとゴールドの翼を持つ最強機体
マイティーストライクフリーダムガンダムは、「ストライクフリーダムガンダム弐式」のウイングユニットを、新開発された「プラウドディフェンダー」に換装することで完成する。新たに装着した白と金色の翼を広げたビジュアルは、神々しくもあった。
「弐式」はストライクフリーダムを改修した機体で、前作『SEED DESTINY』でキラが搭乗。当時最強クラスだったストライクフリーダムのマイナーチェンジモデルのような立ち位置だったが、それから約2年後を描いた『SEED FREEDOM』の時点ではすでに旧式扱いだった。
改修を担当した技術者のエリカ・シモンズも、ファウンデーション王国が擁する最新鋭のMSと比較し、「(弐式は)ブラックナイトスコード相手には心もとない」という評価を下している。
そこでフリーダムを大幅に強化する目的で開発された重武装ウイングユニットが「プラウドディフェンダー」である。『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM メカニック&ワールド』(双葉社)によれば、当初プラウドディフェンダーはキラの序盤の乗機「ライジングフリーダムガンダム」に装備予定だったという。しかし、開発の遅れもあって、ストライクフリーダムガンダム弐式用に調整されたようだ。
■もはや「神話級の存在」? あまりにも強すぎた無敵の武装
マイティーストライクフリーダムガンダムの圧倒的な強さは、これまでの『ガンダムSEED』シリーズでは見たこともない、強力な武装によるところが大きい。
プラウドディフェンダーの黄金の翼から放出されるナノ粒子は、搭乗パイロットの精神感応によって制御され、マイティーストライクの機体周辺に滞留。それが広範囲に雷のような放電攻撃を行って実弾兵器を迎撃、ビーム兵器やドラグーンまで無効化してしまう。この放電攻撃だけで、フリーダムの「ミーティアフルバースト」をも上回る、恐ろしい威力を発揮するのだ。
またファウンデーションの最新鋭機ブラックナイトスコードはビーム兵器を無効化する「フェムテク装甲」を持っているため、その対抗策として日本神話の神剣の名を持つ実体剣「対艦刀フツノミタマ」を装備。ビームサーベルとの二刀流のシーンも印象的だった。
そしてマイティーストライクフリーダムの最大火力であり、もはや反則級ともいえる威力を誇るのが、額に装備された武装「収束重核子ビーム砲ディスラプター」だ。
その破壊力は凄まじく、ディスラプターが照射された箇所は爆発すら起こさずに分解、消滅する。そのため対ビーム装甲ですら防御は不可能で、極細のビームが一瞬で照射されることから回避も難しい代物である。
アーケードカードゲーム『アーセナルベース』のマイティーストライクフリーダムガンダムのカードの裏面には、「フリーダムは神話に登場するような存在になっちまった」「奴がビームを放てば相手は爆発もせず消え失せるそうだ」といったザフト整備兵のコメントが記載されている。それほどまでに、ディスラプターは恐ろしい兵器ということだろう。


