2026年3月30日より、NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』内で『こんなこいるかな』の新作アニメが放送開始した。実に40年ぶりの復活で、毎週月曜日、火曜日、水曜日、土曜日に放送されている。
『こんなこいるかな』は元々1986年から5年間にわたり放送された『おかあさんといっしょ』内のショートアニメで、個性的な12人のキャラクターたちをユーモラスに描き大ヒット。関連絵本シリーズは累計1000万部を超えている。
本作は1986年~1987年の前期には6人のキャラで展開し、1987年〜1991年の後期にはさらに6人が追加され全部で12人になった。いやだいやだの「やだもん」、こわがりやの「ぶるる」、いたずらっこの「たずら」、くいしんぼうの「もぐもぐ」、わすれんぼうの「ぽっけ」、ちらかしやの「ぽいっと」、あいでぃあまんの「ぴかっと」、がんばりやの「がんがん」、まねっこの「まねりん」、しりたがりやの「なあに」、わらいんぼうの「げらら」、いつもしんせつな「はっぴ」と、全く性格の異なるカラフルなキャラクターが毎回主人公となって、愉快な日常を繰り広げていく。
1986年版のアニメでは、12人全てのキャラクターを声優の玄田哲章さんが1人で演じ分け、ナレーションも兼任していた。
今回の新作アニメは1分という短い時間の放送枠ではあるが、玄田哲章さんもナレーションとして続投。「みんなちがって、みんないい」という作品メッセージは、多様性を重視する令和にもじゅうぶんに通用する。当時のシンプルであたたかいタッチは残しながらも、現代の子どもにも親しみやすい表現でアニメ化されている。
放送を見た人からは「めっちゃ好きだった〜懐かしい」「こんなふうに子どもの時見てたアニメが復活するって嬉しいよね」「再び見れる日が来るとは」など、当時を振り返ってエモーショナルな気持ちになる声が続出していた。
今や、当時作品に親しんだ子どもたちは親の世代となっている。令和に30年以上前の作品がリメイクされることで、当時の懐かしい気持ちを持ちながらも自分の子と二世代で楽しめるのも嬉しいところだ。
『こんなこいるかな』以外にも、大人になった当時の子どもたち、そしてその子ども向けに懐かしのキャラクターがリメイクされることは多い。
印象的なのは『にこにこぷん』だろう。元々は1982年から1992年までNHKの『おかあさんといっしょ』内で放送されていた着ぐるみによる人形劇だ。
にこにこ島に住むじゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりの3人の日常を描いた物語で、10年半という放送期間の長さから多くのファンに愛される作品である。放送終了から数十年が経過してもNHK紅白歌合戦やイベントにゲスト出演するなど、非常に人気が高い。
そして2025年、声優や楽曲を一新して、キャラクターのフォルムも丸く&さらに親しみやすくデフォルメしたパペット人形劇『にこにこ・ぷん NEO』が開始。脚本は当時のものを使用し、選りすぐりのエピソードが描かれている。YouTubeにて配信され、ファンの間で大きな話題となった。
当時の子どもたちにとっても嬉しかったのが、ぽろりを演じていた声優・中尾隆聖さんが『NEO』では新たに「かしの木おじさん」役で出演していたこと。あの独特な声を聞くだけで、心が一気に毎日が楽しかった子ども時代へ引き戻される。
このほかにも、令和になってリメイクされた子ども向け作品には『デジモンアドベンチャー:』『東京ミュウミュウ にゅ〜』『地獄先生ぬ~べ~』『真・侍伝 YAIBA』などがある。今後は2026年10月に『魔法騎士レイアース』がリメイクアニメとして放送される予定だ。懐かしかった「あの頃」をもう一度楽しもう。
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