■本当の凄さはこれ!? 最強の魔法使いに対して「小さくて可愛い」
ここまでは戦闘描写を通してメトーデの凄さを語ってきたが、彼女の凄さは戦闘力だけにあるのではない。個人的に最も凄いと思うのが、その嗜好に対する熱意だ。
メトーデは“小さくて可愛い子が大好き”と公言しており、まじめな場面でも隙あらば対象を撫でたり抱きしめたりしようとする。フリーレンも彼女の好みらしく、討伐任務で合流した際には、魔導書を対価にナデナデやハグを要求したほどだ。
その熱意は、本作最強クラスの魔法使い・ゼーリエを前にしても揺らぐことはない。一級魔法使い試験の三次試験でゼーリエと面会した際、彼女は第一印象を見て「小っちゃくて可愛い」と感じていた。
その圧倒的な実力で他の受験者を恐れさせたゼーリエも、このリアクションには意表を突かれたようで、「今年の受験者はどうなっている」と悪態をつきながらも、メトーデを合格させた。
作中で屈指の実力を誇るフリーレンもゼーリエも、メトーデにとっては「小さくて可愛い子」なのである。その度胸と、そして揺るぎない「好き」への熱意こそが、彼女の一番凄いところではないだろうか。
アニメ映像化されることで、原作漫画では見落としがちだった魅力がクローズアップされることも少なくない。時には意外なキャラの評価が上がるケースも多いが、メトーデはその典型といえるだろう。
今後も制作が続くであろう『葬送のフリーレン』のアニメ。今度はどんなキャラの魅力が再発見されるのだろうか。まずは、2027年10月からの放送が決定している第3期「黄金郷編」を、今から楽しみに待ちたい。


