3月公開の劇場アニメ『パリに咲くエトワール』で声優に初挑戦した、モデル・俳優の嵐莉菜さん。もともとアニメ好きで、声優への憧れを抱いていたという嵐さんだが、オーディションの知らせを受けた時は「なんで私が!?」と驚いたという。
アフレコ現場では、自身が演じる千鶴さながら、実際に木刀を振りながら発声練習に励んだという嵐さん。スタジオでのエピソードや、共演した當真あみさんとの意外な関係性、そして「めちゃめちゃします!」と笑顔で語るエゴサーチ事情まで、たっぷりと語ってもらった。
【第2回/全2回】
■憧れだった声優業「なんで私が!?」
――嵐さんはもともとアニメ好きで、声優のお仕事にも憧れがあったそうですね。
嵐莉菜 はい! この業界に入ってから、俳優さんが声優をされているのを見たりしていて、アニメ好きとして「いつかやってみたいな」と思っていました。でも誰にも言っていない些細な夢だったんです。だから、オーディションのお話をいただいた時は「なんで私が!?」と驚きました。
――ではプレッシャーも大きかったのでは。
嵐莉菜 大きかったです。でも、この機会を逃したら二度とないかもしれないと思いましたし、千鶴のキャラクターについて聞いた時、「絶対にやりたい!」と思いました。でも、オーディションの時は本当に緊張してしまって、持っている台本が震えるくらい手が震えちゃって、必死に抑えていました(笑)。
――千鶴のどんなところに惹かれたのですか?
嵐莉菜 普段は物静かで自分の意見をあまり言えない子なのに、薙刀(なぎなた)を持った瞬間にすごくカッコよくなるんです。そのギャップがすごく魅力的だと思いました。バレエをやりたくても、薙刀一家の一人娘で跡取りだという責任感が強いところとか、決めたことに全力で突き抜けて追いかけていく芯の強さにも惹かれました。
――アフレコはいかがでしたか? 薙刀のシーンなどは発声も難しそうです。
嵐莉菜 最初は全然できなくて弱々しい声だったんです。そしたら監督の指示でスタッフさんが現場に木刀と薙刀を用意してくださって。実際に使ってみないとやっぱり本当の声の出し方はわからないんですよね。休憩時間に、素早く振って急に止めた時の声の出し方などを実際にやっていました。
――スタジオで薙刀を!?
嵐莉菜 はい。それをやってから、自分の中でも全く声の出し方が変わって。普段のお芝居だと座ったり動いたりしながら自然に声が出ますけど、声優のお仕事は声だけで表現しなきゃいけないし、いろんなところに意識を向けないといけないんだなと、すごく勉強になりました。



