■南井の“後継者”が出現?(season22第12話「惡の種」)
南井の死によって、彼にまつわる一連の事件は終わりを迎えたかに思われた。しかし、2人の物語にはまだ続きがあった。
ある日、都内の地下道で、頭部を強打した男の遺体が発見される。これは一見、独立した殺人事件に思えたが、被害者の過去を追うと、彼がかつて殺人事件を起こしていたことが判明する。さらに、その事件の被害者もまた別の殺人を犯していて……と、被害者が加害者だったという連鎖が明らかになっていく。
右京は、彼らが犯罪を犯すように「惡の種」を芽吹かせた黒幕がいると推理する。そして、品川、日暮里、池袋、原宿と、一連の事件が起きた場所を地図上で結ぶと、そこに浮かび上がったのは「逆五芒星」だった。
それを見た右京は、「あの男が……生きている」と戦慄する。確かに南井の遺体は見つかっていない。しかし、生きている証拠もなく、捜査は「あまりに非現実的」としていったん断念される。
だが、事件の裏で暗躍していたのは、南井を「父さん」と呼ぶ謎の青年だった。そして、彼の傍らには南井とみられる車いすの男の姿も。南井は生きていたのか。彼の判断力は正常なのか。そして、南井を「父さん」と呼ぶ人物は誰なのか。多くの疑問が残されたまま、このエピソードは幕を閉じる。
先週放送されたseason24第17話では、南井と例の青年の存在が匂わされ、長年のファンの間で大きな話題となった。右京の相棒・亀山薫が命を狙われる緊迫の展開もあり、彼らの存在感はさらに増すばかりである。
まるで右京と薫を挑発するように、事件の裏で暗躍していると思われる南井。その真の目的は何なのか、認知障害の状態はどうなったのか、そして“後継者”ともとれる謎の青年は誰なのか。
いまだ謎多き南井に関する疑問の数々は、season24で解き明かされるのか。そして、特命係との長きにわたる因縁に、決着がつく日は来るのだろうか。南井という男の存在から、今後も目が離せない。


