■アニメ作品における「最後のジム系」とは
ジェムズガンと同じく『機動戦士Vガンダム』に登場した「ジャベリン(RGM-122)」は、アニメ作品に登場した“ジムの系譜"としては最後の世代といえそうだ(一応、実写ドラマ『G-SAVIOUR』には、「フリーダム RGM-196」が登場するが)。
ジャベリンはジェムズガンの兄弟機であり、基本フレームは同じ。一番の違いは、機体背面に装備した「ジャベリン・ユニット」と呼ばれる兵器を有する点にある。大型の実体武器「ショットランサー」を持ち、その威力はザンスカール帝国の量産機「ゾロアット」を一撃で撃破できるほど。
ただし、そんなジャベリンも『Vガンダム』のアニメ劇中では開発から30年が経過した旧型機であり、『総解説 ガンダム辞典 ver.1.5』(講談社)によれば、「基本性能はザンスカールのMSに劣る」とされている。
ちなみに富野由悠季氏による小説『機動戦士Vガンダム 5 エンジェル・ハィロゥ』(KADOKAWA)には、ジャベリンの後継機とされる「ジェイブス」が登場。型式番号、デザインなど謎に包まれているが、今後外伝作品などでこの機体が活躍することがあれば、「ジムの系譜の最強機候補」に浮上するかもしれない。
今回はガンダムをベースに生まれた量産型MSの優等生、ジムシリーズの最終到達点を振り返ってみた。開発の時系列でいえば『機動戦士Vガンダム』に登場した機体が末裔にあたるため、ジム系の中ではもっともスペックが高そうだが、アニメ登場時点ですでに時代遅れだったのが惜しまれる。
皆さんが史上最強だと感じた「ジムの系譜」は、どの機体だろうか。


