■前作ファンが歓喜した武装シーンとキャスティング!
そしてこの第2話では、ついに凱が灼熱の鎧を武装するシーンが描かれた。黒の背景に反物(着物)と桜の花びらが舞い、鼓のような雅な効果音とともに鎧をまとう流れを見て、37年前の『鎧伝サムライトルーパー』を思い出したファンも多いのではないだろうか。
映像自体は現代風の新しいものに生まれ変わったが、前作へのリスペクトが感じられる演出がうれしい。
その後、龍成との連携で十勇士のネヅを倒した凱。その死に際、ネヅは「若、たくましくなりましたね。あなたなら羅真我さまの真の目的を……」と意味深な言葉を残して体が消滅。すると黒い玉が現れ、それが凱の体内へと入っていった。
思った以上にあっさりと十勇士が散っていく展開ではあったが、十勇士と聞いて連想するのは、やはり「真田十勇士」だろう。そして真田とは、前作『鎧伝』の主人公・烈火のリョウの姓でもある。このつながりが意味するものは一体何なのだろうか。
前作のように最初から5人のサムライトルーパーがそろっているわけではなく、仲間が増えていく過程でドラマが生まれる展開のようだ。前述したとおりOPやEDの映像などでは、現在の龍成のポジションは石田紫音のため、「もしや龍成に何かあるのでは?」と心配するファンが多いのもたしかだ
さらにトルーパーの適正年齢でもある「15歳」や羅真我の思惑、凱の中に入った十勇士ネヅの黒い玉など、気になる謎は多い。
そんな中、前作ファンにとって見逃せないのは魁人の祖母・芳江の声を、『鎧伝』で女妖邪カユラ(迦遊羅)役を演じた勝生真沙子さんが担当していたことである。
37年前、勝気で可憐な少女カユラ役を演じた勝生さんが、トルーパー側の祖母の声を演じたのはいろいろな意味で感慨深い。しかし、そうなると今作の『鎧真伝』にカユラは登場しないのだろうか……今後の展開が楽しみでならない。


