2026年がスタートし、いよいよ冬アニメが放送開始となった。大型タイトルの続編や話題の新作が並ぶ中、アニメファンにとって見逃せない存在となりつつあるのが、テレビ放送に縛られない「配信限定」アニメだ。
視聴方法は限られるものの、複数話の一気見や自分の生活リズムに合わせていつでも視聴ができる点は、配信作品ならではの強みと言えるだろう。さらに近年は、配信を前提としているからこそ実現したスケール感のある作品や挑戦的なテーマの作品も増えており、クオリティ面でも地上波作品に引けを取らない。
そこで今回は、今冬注目したい配信限定アニメ5作品をピックアップしてみたい。
■神VS人類、最終闘争再び『終末のワルキューレIII』
まず紹介するのは、累計発行部数1800万部を突破した大人気バトル漫画が原作の『終末のワルキューレIII』だ。原作は梅村真也さん、作画はアジチカさん、構成はフクイタクミさんによる作品で、人類存亡をかけた、神々と人類との闘争が描かれる。2021年に第1期、2023年に第2期とアニメ化され、そして2025年12月よりNetflixにて第3期が独占配信中だ。
物語は、神々と歴史上の人類偉人たちが1対1の真剣勝負を繰り広げるトーナメント「ラグナロク」が舞台。ここまでの戦績は神側3勝・人類側3勝と互角で迎えており、アニメ第3期では、第7回戦以降の激闘が描かれることになる。公開されたPVでは、何者かの言葉で「勝利するのは神側である」と予言する不穏なシーンもあり、神話と歴史の英雄たちが激突する姿に、ファンの期待も高まっている。
また第3期となる今回は、新キャラクターとして“世紀の予言者”ノストラダムスが参戦。声優には堀江瞬さんが起用され、始皇帝役の石川界人さん、ハデス役の置鮎龍太郎さんといったそうそうたる声優陣が引き続き熱演を繰り広げる。Netflix発の世界的人気シリーズだけに、「最高かよ」「まだ心の準備が!」「楽しみすぎて震えてる」と、SNS上でも期待の声が多くあがっている作品だ。
神話級のスケールと魂を揺さぶるバトル描写で、冬アニメの中でもひときわ存在感を放つ一作といえる。
■貴族と留学生の恋『プリズム輪舞曲』
2つ目の作品は、1900年代初頭のロンドンを舞台に、大貴族の青年と日本人留学生の恋模様を描く青春ラブストーリー『プリズム輪舞曲』。『花より男子』で知られる神尾葉子さんが原作・脚本を手がける完全新作アニメであり、Netflixシリーズとして2026年1月15日より世界独占配信される。神尾先生にとって久々の新作とあって企画段階から話題を呼んだ作品だ。
主人公は、絵描きを志して海を渡った少女・一条院りり。憧れのセント・トーマス美術学院に留学した彼女だが、「半年以内に学院で首席を取れなければ即帰国」という両親との約束により、背水の陣でスタートを切ることとなる。そんなりりの前に現れたのが、大英帝国の名門貴族の息子で天才画学生のキット・チャーチ。当初は反発し合う二人だが、りりのひたむきな情熱にキットは次第に心を動かされていく。身分も性格も違う二人が紡ぐロマンスは、華やかなロンドンを舞台に切なくもエモーショナルに描かれそうだ。
予告編では、美しいロンドンの街並みや情熱的な絵画シーン、りりとキットのときめきを予感させる出会いが描かれていた。映像美とロマンチックな空気感が漂う神尾葉子ワールドの再来に、「正統派の少女漫画って感じでワクワクする」「神尾先生の新作とても楽しみ!!」と、SNSでは早くも絶賛の声があがっている。
少女漫画の金字塔を打ち立てた原作者が贈る新たなラブストーリーが、冬のアニメ界に華やかな彩りを添えることだろう。


